第104回ILO総会
ILO年次総会間もなく開幕:仕事の未来、インフォーマル経済などについて討議
2015年05月26日
2015年のILOの年次総会が来る6月1~13日にジュネーブのパレ・デ・ナシオン(国連欧州本部)で開催されます。日本を含む185の加盟国から政府、使用者、労働者の代表が出席して開かれるこの第104回ILO総会では、零細企業や非正規雇用などのインフォーマル(非公式)経済からフォーマル(公式)経済への移行に関する新しい勧告、人間らしく働きがいのある生産的な雇用の創出における中小企業の役割、社会的保護分野の中での賃金や労働時間、労働安全衛生といった労働者の保護の問題、国際労働基準の適用、2016/17年度事業計画・予算案など幅広い事項が審議されます。
6月1日の開会式において、ガイ・ライダーILO事務局長は、4年後に迫ったILO創立100周年に向けて自らが提案している七つの事業の一つである「仕事の未来イニシアチブ」について、事務局長報告に基づき具体的な提案を行います。
6月11日には気候変動と仕事の世界をテーマとする「仕事の世界サミット」、12日には児童労働反対世界デー記念パネル討議が国家元首やハイレベル労使代表の出席を得て開かれます。
議題は以下の通りです。
- 理事会議長及び事務局長の報告
- 2016/17年度事業計画・予算案その他の問題
- 条約・勧告の適用に関する情報と報告
- 人間らしく働きがいのある生産的な雇用の創出と中小企業(一般討議)
- インフォーマル経済からフォーマル経済への移行の円滑化(2回討議による基準設定の第2次討議)
- 社会的保護(労働者保護)の戦略目標に関する反復討議(2008年に採択された「公正なグローバル化のための社会正義に関するILO宣言」のフォローアップ手続きに基づく討議)
取材要項については、4月9日付の記者発表をご覧下さい。
総会の議題、討議資料、最新のスケジュールなど、詳細は第104回ILO総会の英語ウェブサイトをご参照下さい。
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以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。