世界労働白書とも言うべきILOの旗艦的年次刊行物『World of work report(仕事の世界報告書・英語)』の2014年版が来る5月27日に発表されます。「仕事を伴った発展」の副題を掲げる今年の報告書は途上国に焦点を当て、発展を推進する主たる要素は良質の仕事であると論じています。報告書は第1部で、140以上の途上国から集めた証拠をもとに、より高い一人当たり所得や持続的な成長を達成した国に見られる共通要素は「良質の仕事」であることを示した上で、第2部において、構造変革、労働市場、社会的保護、不平等、人の国外流出などの章構成で、良質の仕事の創出には何が効果的であるかを分析しています。また、就業者数や失業率など労働市場の主要指標に関し、今年1月に『Global employment trends(世界の雇用情勢)』2014年版で示した将来予測を更新する数値を示しています。