2015年国際移民デー
労働力移動に関する地球規模の報道コンクール:優勝者はメキシコと南アフリカのジャーナリスト
2015年12月16日
12月18日の国際移民デー記念事業の一つとして、ILOが国際労働組合総連合(ITUC)、国際使用者連盟(IOE)、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)と共催した「労働力移動公正報道コンクール」には世界68カ国から計258点の応募がありました。各部門10点の予選通過作品の審査を経て、職業ジャーナリスト部門はメキシコ、市民ジャーナリスト部門は南アフリカのジャーナリストが優勝しました。
職業ジャーナリスト部門の栄冠はメキシコのジャーナリスト集団「ペリオディスタス・デ・ア・ピエ(歩くジャーナリスト)」に所属するアンヘレス・マリスカルさんとモイセス・スニガ・サンティアゴ氏に授与されました。2人が同集団のプロジェクト刊行物『エン・エル・カミーノ』で2014年6月3日に発表した「想像上の国境に捕らえられた女性移民」と題する記事は、人間としての存在を消し去る差別、虐待、社会的烙印から生じる現実的な境界と移動の自由を阻む国境との間に捕らえられているメキシコ南部に住む女性移民の実態を報告しています。
市民ジャーナリスト部門の栄冠はITUCのグローバル・ニュース論説サイト「イコール・タイムズ」に2015年10月28日に掲載された「『移民の母親には俺たちの助けが必要なのさ』と語る南アフリカの赤ん坊密輸業者」と題する記事を著したレイ・ムワレヤ氏に授与されました。この記事は、南アフリカで不法移民として働く女性が生んだ不法滞在となる赤ん坊をジンバブエの故郷に送り届ける仕事を請け負っているバス運転手の物語を伝えています。
ガイ・ライダーILO事務局長は今日の世界においてマスコミが世論形成に対してもっている大きな影響力を認め、コンクールを通じてILOが達成したかったのは、「バランスの取れた記述で移民労働者の声を伝える模範的な労働力移動に関する報道の顕彰」であるとして、優勝者を讃え、参加者に感謝の意を表しています。
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以上はジュネーブ発英文ニュースの抄訳です。
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