国際高齢者デー

高齢化する人口の社会的保護と介護

 10月1日は国際高齢者デーです。2050年までに世界人口の1割が70歳以上になると予想されます。社会的保護は家族を支えつつ、高齢者の福祉や尊厳、権利を確保するカギを握っています。年金に加え、高齢者のニーズに対応する十分な介護が得られる機会の拡充が必要不可欠です。

発行日: 2021/10/01 | サイズ・長さ: 1分49秒

 10月1日は国際高齢者デーです。2050年までに世界人口の1割が70歳以上になると予想されます。社会的保護は家族を支えつつ、高齢者の福祉や尊厳、権利を確保するカギを握っています。国際デーに際して制作された広報動画は、年金に加え、高齢者のニーズに対応する十分な介護が得られる機会の拡充が必要不可欠と説いています。2021年9月に発表された『World social protection report 2020-22(社会的保護世界報告2020~22年版・英語)』は、高齢者の社会的保護に一節をさき、世界の現状をまとめています。

2021年10月1日発表・英語・1分49秒

 デンマークでソフィアが生まれた2015年当時、同国の女性の健康寿命は73歳近いと予想されていました。ソフィアは前の世代よりも経済と社会の繁栄に、より長く貢献できると期待されますが、推定寿命は83歳であるため、人生最後の10年間は介護の世話になるかもしれません。

 デンマークは法によって既に全市民に介護を受ける機会が開かれている世界でも非常に数少ない国の一つです。途上国では現在、介護サービスはほとんど皆無に等しく、国が介護財源における主導的な役割を担っているところはほんの少数です。

 世界のニーズは高まりつつあります。今の70歳以上人口は20人に1人ですが、2050年までに10人に1人になると見られます。諸国はこの今日の及び将来的なニーズから逃れることはできませんが、この課題を機会に変えることはできます。

 社会的保護は介護部門の財源と組織を支援し、全ての人に機会が開かれるようにすることができます。2030年までに介護部門では新たに約3,000万人分の雇用機会が創出されると見られます。これは無償のケア労働を担っている数百万人の女性の労働市場への復帰を招くため、男女平等を奨励することにもなります。諸国はケアを必要としている人々とその提供者の暮らしを改善する多くの機会があります。

 あなたの国の状況を調べてみませんか。いいね、コメント、リツイートをお願いします。