ILO総会
第110回ILO総会、5月27日に開幕へ
第110回ILO年次総会が2022年5月27日から6月11日にかけて開催されます。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などを考慮し、ジュネーブでの会議とオンライン会議を組み合わせて行います。
ILO総会は、「労働についての世界議会」としても知られ、加盟する187カ国の政府代表、使用者、労働者が出席する「仕事の世界」に特化した最大の国際会議です。代表団は、労働に関する重要な問題を話し合い、国際労働基準の採択や適用の監視、ILOの事業計画や予算の採択を行います。
5 月 27 日の開幕に伴う会合はオンラインのみで開催し、各委員会は同30日から始まります。本会議の会合は 6 月 6 日からで、「仕事の世界サミット」ハイレベル会合(同10日開催) を経て同11日に閉会する予定です。
議題には、1998年の「労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言」に「安全で健康的な労働条件」を含めた改正を行うかという点が含まれています。また、新たな国際労働基準の作成を視野に、見習い研修制度に関する最初の討議も行う予定です。
各委員会では、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)、社会的連帯経済(SSE)についての議論も行われ、「公正なグローバル化のための社会正義に関するILO宣言」のフォローアップ手続きに基づく雇用に関する反復討議も行われる予定です。
理事会は6月13日に開かれ、2022年から2023年までの役員の選出が行われる予定です。
本会議の中継映像はインターネット上の「ILO Live」でご覧になれます。総会については特に重要なトピックなどで構成する「World of Work Show」も放送。総会に関連するお知らせや写真、ビデオ、ソーシャルメディア(SNS)へのリンクは、会議のウェブページから確認いただけます。
取材を希望する報道機関で国連欧州本部での登録がお済みでない方は、こちらから事前登録を行ってください。
以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。
ILO総会は、「労働についての世界議会」としても知られ、加盟する187カ国の政府代表、使用者、労働者が出席する「仕事の世界」に特化した最大の国際会議です。代表団は、労働に関する重要な問題を話し合い、国際労働基準の採択や適用の監視、ILOの事業計画や予算の採択を行います。
5 月 27 日の開幕に伴う会合はオンラインのみで開催し、各委員会は同30日から始まります。本会議の会合は 6 月 6 日からで、「仕事の世界サミット」ハイレベル会合(同10日開催) を経て同11日に閉会する予定です。
議題には、1998年の「労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言」に「安全で健康的な労働条件」を含めた改正を行うかという点が含まれています。また、新たな国際労働基準の作成を視野に、見習い研修制度に関する最初の討議も行う予定です。
各委員会では、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)、社会的連帯経済(SSE)についての議論も行われ、「公正なグローバル化のための社会正義に関するILO宣言」のフォローアップ手続きに基づく雇用に関する反復討議も行われる予定です。
理事会は6月13日に開かれ、2022年から2023年までの役員の選出が行われる予定です。
本会議の中継映像はインターネット上の「ILO Live」でご覧になれます。総会については特に重要なトピックなどで構成する「World of Work Show」も放送。総会に関連するお知らせや写真、ビデオ、ソーシャルメディア(SNS)へのリンクは、会議のウェブページから確認いただけます。
取材を希望する報道機関で国連欧州本部での登録がお済みでない方は、こちらから事前登録を行ってください。
以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。