ILO理事会

第342回ILO理事会:新役員選出、ミャンマー案件等を審議

記者発表 | 2021/06/28

 6月に開かれた第109回ILO総会第1部閉幕後の2021年6月25日にバーチャル形式で開かれた第342回ILO理事会は、2021~22年の役員として、スウェーデンの在ジュネーブ国際機関常駐代表を務めるアンナ・ヤルドフェルト・メルビン大使を議長、レナーテ・ホルヌンク=ドラウス・ドイツ使用者連盟(BDA)経済・国際担当理事を使用者側副議長に選出し、オランダ労働組合連盟(FNV)のカテレーネ・パスキエ氏を労働者側副議長に再選しました。三役全てを女性が占めるのは理事会史上初めてです。

新たに選出された理事会三役。左からレナーテ・ホルヌンク=ドラウス・ドイツ使用者側副議長、アンナ・ヤルドフェルト・メルビン議長、カテレーネ・パスキエ労働者側副議長 © M. Crozet/ILO

 理事会は民主主義への復帰と基本権の尊重を求める緊急決議が採択されたミャンマーの案件など、第109回総会から生じた問題に関する審議を行いました。ミャンマーに関しては、11月の次期理事会に同国の動きに関する報告を提出することを事務局長に求めました

 理事会はまた、結社の自由及び団結権保護条約(第87号)などの適用状況に関する審査委員会の勧告受諾に関連したベネズエラの最新状況に関する報告を受け、結社の自由委員会の報告書を採択しました。

 さらに、4月に開かれた「海上の労働に関する条約特別三者委員会第4回会合第1部」で、新型コロナウイルスの世界的大流行が海事部門に与えている影響に関連した決議が採択されたことを受けて、コロナ禍によって海事部門が直面している危機及び船員の危機的な状況に対処する取り組みの強化を全加盟国に求める緊急の呼びかけを改めて発しました。

 理事会は2022年に事務局長選挙を行い、ガイ・ライダー事務局長の後任を選ぶことになっていますが、これに関連した最終的な取り決めについても確定しました。

 次の理事会は2021年11月1~11日に開かれる予定です。


 以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。