2010年に手探りでスタートした「ILO・日本生協連アフリカ協同組合リーダー視察研修」プログラムは、他の研修プログラムと比較しても、その10 日間という長さ、10 年という継続性の点でユニークなものです。

本記念誌はアフリカからの研修参加者の10 年間の経験をふりかえるとともに、ILO、日本生活協同組合連合会（日本生協連）、日本協同組合連携機構（JCA）など、研修の企画・実施に携わってきた 関係者の座談会やメッセージも収録しています。また、ILO の協同組合開発の取り組み、日本国内外の協同組合運動、そして協同組合のSDGsへの貢献についても言及しています。日本とアフリカ、関係者の熱い想いのこもった「協同組合間の協同」の軌跡を、是非いっしょにたどってみてください。