今週木曜に発表されるＩＬＯの新刊書『Small matters: Global evidence on contributions to employment by the self-employed, micro enterprises and SMEs（小さいことは価値がある：自営業、零細企業、中小企業の雇用に対する貢献に関する世界的な証拠・英語）』は、世界99カ国から新たに集めたデータをもとに自営業と従業員数50人未満の小規模企業が世界全体の雇用に寄与している度合いを調べ、これらの事業は雇用創出において従来考えられていたよりもはるかに重要な役割を演じていることを明らかにしています。

　報告書はまた、こういった小規模経済単位がその規模と性質に適した、必要な支援を受けられることを確保するような政策の変更に向けた提案も行っています。

　報告書及び関連広報資料は2019年10月10日（木）ジュネーブ時間午後10時（日本時間翌11日午前５時）の報道解禁時間以降にＩＬＯのウェブサイト上で公表されます。

　以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。