第31回 国際労働問題シンポジウム

持続可能な開発目標(SDGs)とディーセント・ワーク(10/4)


ILOは来年2019年の創立100周年に向け、技術革新、グローバリゼーション、気候変動、人口動態、労働力移動など、あらゆる側面で大きく変化する仕事の世界において、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を実現するために活動しています。国際労働問題シンポジウムは、毎年のILO総会の議題からテーマを選んで議論してきました。今年は第4議題「持続可能な開発目標(SDGs)を支えるILOの開発協力」を取り上げます。

シンポジウムの第1部では、ILOの開発協力とSDGsに関する政労使の取組みについてお話をいただきます。第2部では、第1部の報告を受けて、雇用創出、ジェンダー平等、民主化、平和構築など、「ディーセント・ワークとSDGs」の課題について問題提起をいただきます。皆様どうぞふるってご参加ください。
  • 日時:2018年10月4日 (木)  14時~17時15分 
  • 会場:法政大学市ヶ谷キャンパス(千代田区富士見2-17-1) ボアソナード・タワー26階 (スカイホール)
  • 交通: JR: 市ヶ谷駅 または 飯田橋駅 下車 徒歩10分
  • 参加費:無料
  • お申し込み: こちらのフォーマット より氏名、メールアドレス、ご所属をご記入し、送信してください。9月26日(水)締切。
  • 共催: ILO駐日事務所/法政大学大原社会問題研究所  
  • 後援:  日本ILO協議会 /外務省

【プログラム】

第1部  (14:00-15:05)
 『持続可能な開発目標(SDGs)を支えるILOの開発協力』について
~2018年 第107回ILO総会第4議題
  • 第107回ILO総会の概要:ILO駐日事務所 駐日代表 田口 晶子
  • 政府の立場から:厚生労働省 大臣官房国際課国際労働・協力室長補佐 井上 栄貴
  • 労働者の立場から:連合 国際局次長 伊古田 隆一
  • 使用者の立場から: 経団連 労働法制本部  森田清隆
第2部  (15:25-17:15)
学識経験者・専門家による講演/ディスカッション

吉村真子・法政大学社会学部教授
「アジアにおける開発と労働ーーグローバル市民社会の視点から」

中嶋滋・前ITUCミャンマー事務所長/元ILO理事 
「ミャンマーにおけるSDGs実現に向けた取り組みの実態と問題点」

福林良典・宮崎大学工学部准教授/NPO法人道普請人(みちぶしんびと)理事
「アフリカの若者が主体になるSDGsに向けた取り組み-ケニア・   ソマリア・ガンビアでの事例」
(司会: 法政大学大原社会問題研究所)