ILO統治機構

第320回理事会

 年3回開かれる理事会の定期会合。政府側28人、労使各側14人の計56人の正理事と、政府側28人、労使各側19人の計66人の副理事で構成。◇結社の自由委員会報告や事務局長報告などの報告事項、憲章上の義務を含む国際労働機関及び事務局の機能に係わる事項、緊急の問題などを処理する制度機構部会、◇雇用・社会的保護部門、多国籍企業部門、社会対話・労使関係部門、技術協力部門の4分野から成る政策開発部会、◇法務部門と国際労働基準・人権部門の2分野から成る法務・国際労働基準部会、◇計画・財政・管理部門、人事部門、監査・監督部門の3分野から成る計画・財政・管理部会、◇2008年の総会で採択された「公正なグローバル化のための社会正義に関するILO宣言」に基づき理事会・総会の機能改善を検討する場として当面開催される理事会・総会機能作業部会といった分野別の部会に分けて、労働における基本的原則・権利関連条約未批准国からの年次報告書、ILOと民間部門との関わり、労働力移動三者構成技術会議など昨年後半開かれた諸会議・総会決議などのフォローアップ、ベターワーク(より良い仕事)計画などの技術協力計画の活動報告、なかなか批准が進まない2003年の船員の身分証明書条約(改正)(第185号)に係わる国際協力の提案など50近い議題が審議されました。

 自然災害や戦災など様々な理由からショックに耐えられるだけの社会機構ができあがっていないハイチ、ソマリア、東チモールなどの脆弱な諸国におけるILOの技術協力のあり方に関する検討が行われるのに合わせ、3月20日には脆弱な諸国におけるディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)について話し合うハイレベル・パネル討議が当事国の政労使代表などの参加を得て開かれました。ILOは2004~13年の10年間で18の脆弱諸国で159の技術協力プロジェクトを実施しています。

 3月17日には理事会の労働者側グループが、前日の16日に享年75歳で逝去したマルク・ブロンデル元労働者側理事を追悼する特別会合を催しました。


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