International Year for the Elimination of Child Labour

2021年児童労働撤廃国際年~概要



公約を行動に移すとき!

国連総会で2021年を「児童労働撤廃国際年」とする決議 が全会一致で採択されたことを受けて、8.7連合(Alliance 8.7)はSDGs目標8.7を達成するためのグローバルなパートナーシップを活用し、ILOは国際年の実施を主導します。

推計では、
  • 2000年から2016年の間に、世界の児童労働者数は38%減少しました。
  • この20年間でおよそ1億人の子どもたちが児童労働から解放されました。
  • 今でもなお、世界中で1億5200万人の子どもたちが児童労働をしています。
  • 多くが農業、サービス業、工業分野に見られます。
国際年は、行動(Act)・啓発(Inspire)・スケールを拡大(Scale Up)する機会です。
 


「今回の決定が、児童労働や搾取の対象となる子どもがいない世界、そしてすべての人にディーセント・ワーク(働きがいのある、人間らしい仕事)が実現する世界に向けた私たちの日々の取り組みを、より一層強化する新たな一歩となることを願っています。」マルティン・ガルシア・モリタン元アルゼンチン国連代表

 
目標は継続しています:
  • 2025年までにあらゆる形態の児童労働を撲滅する。
  • 2030年までに強制労働、人身取引、現代の奴隷制を撲滅する。
進展の速度を加速させる時です!

COVID-19の世界的な広まりは、長年の進展を覆す脅威となっています。多くの子どもたちとその家族に、次のような影響がもたらされました。
  • 教育の崩壊
  • 家族の病気
  • 世帯収入の損失
私たちは、パートナーシップを活性化し、意識を高め、児童労働をなくすための立法的かつ実効性のある行動を啓発しなければなりません。それは、持続可能な開発のための2030アジェンダに沿った、より平和で豊かな世界への一歩です。

『児童労働撤廃国際年のウェブサイト』(英語)→Overviewはこちらより