ILO創立100周年

ILO創立100周年公式開幕式典模様(英語・1時間4分29秒)

 第一次世界大戦を終結させたベルサイユ平和条約によって1919年に国際連盟と共に誕生したILOは2019年に創立100周年を迎えます。「社会正義を前進させ、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を促進する」というILOの中核的な使命を思い起こさせるキャッチフレーズの下、2019年は世界中で様々なイベントが開かれ、記念出版物などが発表されます。公式の100周年開幕式典が開かれる1月22日には仕事の未来世界委員会の報告書も発表されました。2月1日には日本でも報告書をテーマにシンポジウムが開かれました。

 100周年記念特別ウェブサイト「私たちの物語、あなたの物語」(英語)では、ILOの歴史や活動を、当時の映像や画像、音声ファイル、歴史的な文書なども駆使してご紹介します。このサイトは9章に分かれており、2019年3月27日までかけて、ほぼ毎週1章ずつのペースで順次オープンしていきます。1月9日にオープンした第1章は「政労使三者構成原則と社会対話」と題し、ILOの根幹をなすこの原則を切り口にILO誕生時の世界情勢から始まる物語をご覧になれます。1月16日にオープンした「権利と労働基準」と題する第2章では、ILOの重要な活動である政府、使用者、労働者の三者による国際労働基準の設定と適用の仕組みを説明しています。結社の自由と団体交渉権、強制労働廃絶、児童労働撤廃、就労に係わる差別の撤廃といった、すべてのILO加盟国が尊重と促進を約している中核的な権利・原則に関連した条約・議定書の批准状況も掲載されています。1月30日にオープンした「平等と差別禁止」と題する第3章では、先住民、障害者、移民、高齢者、女性、LGBTIと総称される性的少数者、HIV(エイズウイルス)感染者、家事労働者といった人々から差別経験の証言を得た上で、差別が社会にもたらす影響を説明し、ILOの取り組みを紹介しています。差別は基本的人権の侵害であり、失われた経済成長の点で世界に与える損失は4,000億ドルを超えると見られます。差別をなくすことはILOが提唱する「全ての人にディーセント・ワーク」を目指す取り組みの必要不可欠な一部です。差別のない世界は可能ですが、それを達成するには私たち皆に担うべき役割があります。

 2月6日にオープンした第4章「雇用」は、「どんな仕事でもいいわけではない」を標題に掲げ、平和、社会正義、社会的包摂、経済開発、個人の充足の基本であるところのディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の達成に向けた取り組みを紹介しています。2月13日にオープンした第5章は、病気になった時、障害を得た時、妊娠した時、失業した時、高齢で働けなくなった時といったリスクに対して人々を守り、貧困に陥るのを防いでくれる社会的保護(社会保障)を取り上げています。社会保障への権利は世界人権宣言にも掲げられている人権ですが、十分な社会的保護が適用されているのは世界人口の29%に過ぎず、今日でも世界全体で40億人が保護を受けていません。社会的保護なしには貧困の撤廃、不平等の縮小、男女平等といった複数の持続可能な開発目標の達成が不可能です。ILOは全ての人に社会的保護が提供される普遍的社会的保護に向けて各国を支援しています。2月21日にオープンした第6章「仕事と統治」は、「働く際に従うべきルール」と題して、労働監督・労働行政、労働法改革、政労使三者構成原則や社会対話、労使関係、斡旋や調停などの労働紛争防止策といった仕事の世界を司る手段について紹介しています。2月27日にオープンした第7章は、「今日の仕事はどうでした」と題し、「労働条件」を取り上げています。産業革命時の工場から今日のグローバル・サプライチェーン(世界的な供給網)に至るまで、ILOが優先事項の一つに掲げる適切な労働条件の確保に関し、労働安全衛生、賃金、労働時間、母性保護といった観点から活動を紹介しています。パートタイム労働や臨時労働、派遣・請負労働、ギグ労働などの非標準的な就労形態やグローバル・サプライチェーンにおける雇用も取り上げ、「全ての人にディーセント・ワーク」が確保されることを提唱しています。週労働時間が35時間未満や48時間超の就業者の割合の国別データ(日本はなし)や日本の石綿症患者の証言動画なども掲載されています。

 3月13日にオープンした第8章「持続可能な企業」は、「地球と人々のためのビジネス」と題し、国連の持続可能な開発目標(SDGs)とも関連があり、ILOが目指す「ディーセント・ワークを全ての人に」という目標の達成に必要な持続可能な企業の促進に向けたILOの活動を紹介しています。起業から事業改善まで実践的な訓練を提供する企業家向け研修プログラム「開業・事業改善計画(SIYB)」、若者向けのビジネス研修プログラムとして正規の履修課程に組み込んだ国もある「ビジネスについて知ろう(KAB)計画」、農業協同組合の運営研修プログラムであるMy.COOP、企業内カウンセリングと研修を組み合わせて生産性と労働条件の向上を図る「競争力と責任ある企業を支える(SCORE)計画」、女性のエンパワーメントを目指して訓練に加えて起業に必要な実際の支援も提供する「女性起業家育成(WED)計画」、「多国籍企業及び社会政策に関する原則の三者宣言」に基づき、国際労働基準に関する企業労使の具体的な相談に対応するヘルプデスクなど、受益者の声も交えて、持続可能な企業の促進に向けたILO企業局の活動が紹介されています。

 世界各地で開かれるイベントの多くは、同時にまたは後日、オンライン中継されることになっています。

広報記事・記者発表

  1. 記者発表-国際労働基準

    「一つをみんなのために」ILO創立100周年記念批准促進キャンペーン:加盟国にILO条約批准を呼びかけ  

    2019年2月18日

     ILO創立100周年を記念するものとして、ILOは加盟国に2019年中にILOの条約または条約に付属する議定書を最低1本批准することを呼びかける批准促進キャンペーンを開始しました。

  2. 新着-ILO創立100周年

    ILO100周年記念サイト「私たちの物語、あなたの物語」  

    2019年2月13日その他

     創立100周年を記念してILOの過去、現在、未来を歴史的な映像資料や写真、音声ファイル、文書史料なども通じて探求できる対話型ウェブサイトを開設しました。このサイトは9章で構成されており、1月9日から3月27日までほぼ1週間に1章ずつのペースでオープンしていきます。

  3. 記者発表-仕事の未来世界委員会報告書

    仕事の未来世界委員会報告書を世界に先駆けて日本で議論  

    2019年2月1日

     ILO駐日事務所と厚生労働省は2019年1月22日に発表された仕事の未来世界委員会の報告書を題材とするILO創設100周年記念シンポジウムを2019年2月1日に東京・千代田区のイイノホールで開催しました。また、報告書の日本語訳を発行しました。

  4. 広報動画-ILO創立100周年

    仕事の世界からの声ほか  

    2019年2月1日ほか

     ILO創立100周年を記念して制作された広報動画をまとめています。仕事の世界からの声として各国政労使やILO職員などから寄せられたILOに寄せる思いを集めた証言集から、インドや米州などとILOとの100年の関係を紹介した動画、フランクリン・ルーズベルト第32代米国大統領のILO総会演説などの古い記録映像など、様々なものが含まれています。

  5. 記者発表-国際労働基準

    タイがアジア初のILO漁業労働条約批准国に  

    2019年1月30日

     漁業労働条約の批准によって、タイは船上で働く漁業者に許容可能な暮らしの状態と労働条件を確保することを約しました。アジア初の批准国となったタイの動きに他のアジア諸国も追随することが期待されます。

  6. 論説-仕事の未来

    より明るい未来に向けた仕事  

    2019年1月29日

     2019年1月22日に発表された仕事の未来世界委員会の報告書は、より明るい未来のために3分野10項目の提案を行っています。世界委員会の共同委員長を務めたスウェーデンのステファン・ロヴェーン首相と南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は、報告書の発表を受けて発表した共同論説文で、社会契約の刷新、そして経済的安定、機会平等、社会正義を伴ったより明るい未来を構築しなくてはならない理由を説明しています。

  7. ILO事務局長演説-ILO創立100周年

    努力と偉業の100年間  

    2019年1月22日

     ジュネーブのILO本部で2019年1月22日に開かれたILO創立100周年公式開幕式典で行った演説で、ガイ・ライダーILO事務局長は、ILOの100年の歴史を振り返った上で今後の課題を示しました。

  8. © Shen zhicheng / Imaginechina 2019

    記者発表-仕事の未来世界委員会

    人間らしく働きがいのある仕事の未来のために人を中心に据えた政策課題が必要  

    2019年1月22日

     本日発表された仕事の未来世界委員会の画期的な報告書は、すべての人に対する労働保障、誕生時から老齢期に至る社会的保護、生涯学習の資格など、10項目の提案を行っています。報告書の内容を分かりやすく図示した図解物語(英語)も作成されています。

  9. 記者発表-新刊発表のお知らせ

    1月22日に仕事の未来報告書を発表、ILO創立100周年が公式に開幕  

    2019年1月14&21日

     仕事の未来世界委員会の報告書を1月22日に発表します。同時に創立100周年公式開幕式典も開きます。この模様はライブ動画でご覧になることができます。

  10. 記者発表-国際労働基準

    英国が漁業労働条約(第188号)を批准して漁業部門にディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を確保する取り組みに参加  

    2019年1月16日

     創立100周年を記念するものとして、ガイ・ライダーILO事務局長は、本年中に少なくとも1本の条約を批准することを加盟国に呼びかけています。この先頭を切るものとして、英国が漁業労働条約(第188号)を批准しました。

  11. 記者発表-ILO創立100周年

    ILOを人々の意識に届けるグローバル広報キャンペーン始動  

    2019年1月10日

     創立100周年に際し、ILOは仕事の世界における問題と人々を結ぶ大規模な世界的広報キャンペーンを開始しました。

  12. 記者発表-ILO創立100周年

    ILOを構成する政労使の方々と共有できる創立100周年関連広報素材  

    2019年1月2日

     ILOは構成員たる政府、使用者団体、労働者団体と共に、100周年を機に、過去の業績を祝すと同時に仕事の世界についての権威ある国際機関としての立場を再確認することを目指しています。

  13. 広報動画-ILO創立100周年

    ILO事務局長新年のご挨拶  

    2019年1月2日

     1919年に誕生したILOは2019年に創立100周年を迎えました。新年のご挨拶として、ガイ・ライダーILO事務局長はILOの最初の100年の活動を振り返ると共に、望ましい仕事の未来の形成に向けて、私たち皆が直面している課題に注意を喚起しています。

  14. 記者発表-ILO創立100周年

    ILO:社会正義を求めて戦ってきた100年間  

    2019年1月2日

     ILO創立100周年の年の開始に当たり、この機関の歴史と影響力を振り返り、次の100年に向けてどのように準備を整えているかについてまとめました。

  15. 広報記事-技術協力のパイオニア

    白百合川で働いて  

    2018年12月24日

     ILOの100年の歴史を振り返る広報記事の第4弾として、長い歴史の中に登場した数々の非凡な職員の中から、1950年代にアジア各国で協同組合の育成を手助けした経験を、1965年に刊行した回想録『River of the White Lily: Life in Sarawak(白百合川:サラワクにおける暮らし・英語)』で振り返ったピーター・グラートを取り上げます。

  16. 広報記事-ディーセント・ワーク

    グローバル化への対応:ディーセント・ワークをすべての人へ  

    2018年12月24日

     ILO100年の歴史の里程標的な出来事を振り返る広報記事の第3弾として、世紀の変わり目に導入された「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)をすべての人へ」という課題を取り上げます。

  17. © ILO 2019

    記者発表-ILO創立100周年

    道徳を行動に化してノーベル平和賞受賞  

    2018年11月29日

     ILOの100年の歴史の印象的な出来事を振り返るシリーズ記事の第2回目として、1969年のノーベル平和賞受賞を取り上げます。

  18. 広報記事-ILO100年史

    社会正義の家-過去、現在、未来  

    2018年11月9日

     ILOの理念とその豊かな歴史は本部が入っている建物と密接につながっています。ILOの100年の歴史を振り返るシリーズ記事の第1回目として、ILOの本部建物を取り上げます。

  19. 記者発表-ILO創立100周年

    ILO創立100周年を来年に控え、ガイ・ライダーILO事務局長がパリの休戦記念式典に出席  

    2018年11月9日

     11月11日の第一次世界大戦終結を記念してパリで同日開かれる式典に今年はガイ・ライダーILO事務局長も出席します。

  20. 記者発表-第19回ILO米州地域会議

    仕事の過去、現在、未来が交錯  

    2018年9月28日

     来る10月2~5日にパナマ市で開かれる第19回米州地域会議は、ILOと中南米の長い歴史における新たな一章の幕開けと言えます。米州は1936年にILOの初の地域会議が開かれた地でもあります。

  21. 記者発表-ILO創立100周年

    ILO100周年記念ビジュアル・アイデンティティ発表/予定される主な記念行事  

    2018年9月3日

     ILOは2019年に迎える創立100周年を前に、新たなビジュアル・アイデンティティ(VI)として100周年記念シンボルマークを作成し、日本を含む世界各地の40余りの事務所で使用を開始しました。

イベント

  1. 国外イベント

    ILO創立100周年記念社会正義のための法国際会議(英語)  

    ジュネーブのILO本部・2019年4月15~17日

     ILO法律顧問室が主催するこの学術会議には立命館大学法学部の吾郷真一教授(条約勧告適用専門家委員会委員)などの法律専門家が世界各地から集い、法理学、人権、国際公法、国際機関の法の四つの分野を取り上げ、社会正義という目標に向けたILOの活動を背景に、国際的な機構に現在影響を与えている法の理論や実務面での問題を議論します。

  2. グローバル・イベント

    ILO創立100周年記念24時間世界旅行(英語等)  

    世界24カ所・2019年4月11日

     1919年4月11日にILO憲章草案を含む国際労働立法委員会の報告書がパリ平和会議の本会議で承認されたことを記念して開かれるこの地球規模のイベントでは、フィジーのスバからペルーのリマに至る世界24カ国で24時間にわたって様々なイベントが開催されます。この模様はインターネットを通じて同時中継されます。

  3. 国外イベント

    国際女性の日記念イベント(英語)  

    ジュネーブのILO本部・2019年3月8日

     「男女平等に向けて大跳躍:より良い仕事の未来を全ての人に」のテーマの下で開かれる今年のイベントでは、ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した映画「ROMAローマ」の主演女優で、今年のアカデミー主演女優賞にもノミネートされたヤリッツァ・アパリシオさんが基調講演を行います。

  4. 国外イベント

    一律子ども給付金国際会議(英語)  

    ジュネーブのILO本部・2019年2月6~8日

     持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて最近検討されることが増えている一律子ども給付金について、一定の効果を上げている、これに代わる現金給付制度の実施から得られた証拠とその影響の観点から検討が行われます。

  5. 国外イベント

    国際会議-すべての人への社会的保護を2030年までに達成することを目指して共に働こう(英語)  

    ジュネーブのILO本部・2019年2月5日

     すべての人への社会的保護という目標の達成に向けた活動から学んだ教訓や得られた好事例を政府、多国間機関、その他様々な関係機関の代表が集って共有します。

  6. 国内イベント

    ILO創設100周年記念シンポジウム  

    東京・2019年2月1日

     ILO駐日事務所と厚生労働省の共催で仕事の未来をテーマに話し合いを行います。入場無料

  7. 国内イベント

    ILO創設100周年記念トーク・イベント&キャリア・セミナー  

    東京・2019年1月30日

     ILO駐日事務所と外務省の共催で、ILOや他の国際機関での勤務に関心のある方を対象に開かれるセミナーです。ILO人材開発局長による講演も行われます。入場無料

  8. 国外イベント

    ILO創立100周年公式開幕式典(英語)  

    ジュネーブのILO本部・2019年1月22日

     日本時間深夜零時から始まる創立100周年公式開幕式典の模様はライブ動画でご覧になれます。

  9. 国外イベント

    仕事の未来世界委員会報告書発表会(英語)  

    ジュネーブのILO本部・2019年1月22日

     21世紀に社会正義を達成する基盤となる仕事の未来を探るため、政労使による国内対話を経て、1年以上にわたる議論を重ねてまとめられた仕事の未来世界委員会の報告書が発表されます。日本時間午後6時半から行われる発表の模様はライブ動画でご覧になれます。

  10. 国外イベント

    LO主催ILO100周年記念大会におけるガイ・ライダーILO事務局長の演説-未来は私たちが行う意識的な決定にかかっている(英語)  

    オスロ・2019年1月8日

     世界各地で開かれるILO創立100周年記念行事の最初のものとして、ノルウェー労働総同盟(LO)が主催して開かれた大会に出席したガイ・ライダーILO事務局長は、ノルウェーで機能している三者構成原則を評価し、創立当初から続く同国とILOの密接な歴史に言及した上で、仕事の未来世界委員会の活動も紹介しつつ、望ましい仕事の未来を形成する上での対話の重要性を強調しました。また、国際的な仕組みや国内の人々の生活を取り巻く機構の多くが現在世界中で直面している大きなプレッシャーに言及し、寛容性や対話の余地の縮小などの時代の風潮に対する防波堤になることがILOの責務であるとの自説を披露しました。

刊行物

  1. 英語刊行物

    スリランカの小自作紅茶農家の仕事の未来  

    2018年12月15日

     ILOスリランカ・モルジブ国別事務所による委託調査の成果物である本書は、スリランカの小自作紅茶農家の労働事情をディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の観点から評価し、紅茶産業の仕事の未来にとって持つ意味合いを検討しています。

  2. 英語有料刊行物

    女性のILO:1919年から現在に至る国際ネットワーク、国際労働基準、男女平等  

    2018年3月15日

     本書はILOの女性労働との関わりを振り返ることによって、国際的な労働政策の中における女性の立場を分析しています。

  3. 英語有料刊行物

    ILO:ジュネーブから環太平洋地域へ-東と西の出会い  

    2015年12月16日

     この論文集は米州とアジア太平洋地域で社会・経済改革を進めるための理念や実践をILOがいかに手助けしてきたかを示しています。

  4. 第102回ILO総会事務局長報告

    ILO創立100周年に向けて:現実、刷新、政労使三者による公約  

    2018年5月22日

     ガイ・ライダーILO事務局長が総会に提出したこの初の事務局長報告は、仕事の世界を取り巻く現状を概説した後、この状況の中で6年後に迫ったILO創立100周年、そして次の100年に向けてILOが組織として取り組むべき課題を提案しています。

  5. 英語刊行物

    国際労働機関と社会正義の探求1919~2009年  

    2009年3月16日

     ILOは1919年に社会正義と平和は手を携えて進むとの信念のもとで設立されました。本書は、就労に係わる権利や雇用の質、所得保護、貧困削減、公正なグローバル化、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)をすべての人へといった目標など、過去90年間にわたって経済と政治の激動の中でILOが掲げてきた理念を物語り、100周年に向けた提言を行っています。