男女平等

ILOとギャラップが力を合わせて働く女性に関する国際世論調査を実施

2015年11月17日

 ILOは2019年の創立100周年に向けた七つの記念イニシアチブの一つとして、2013年から仕事の世界における女性の地位と現状を評価し、長く続く完全な男女平等と非差別の達成に向けた具体的な行動に従事することを目指して「働く女性イニシアチブ」を展開していますが、このたび、米国に本拠を置くトップ分析・助言企業のギャラップ社と力を合わせて男女平等と仕事の世界に関する世界規模の世論調査を行うことになりました。

 この「働く女性グローバル・プロジェクト」の下、ILOとギャラップは、仕事の世界に女性が望んでいること、何がそれを得る助けまたは障害になっているか、それを達成するのに必要不可欠な男性からの支援や交渉など、複雑なジェンダー問題に関する男女の意見を引き出すような調査項目を設計し、2016年1~10月に世界的な世論調査を実施します。調査結果は2017年の国際女性の日(3月8日)にILOとギャラップの共同報告書として発表され、「働く女性イニシアチブ」の下でILOが将来の活動を形作る助けになることが期待されます。

 世界人口の99%以上が住む国々を対象に、厳格に規格化された方法論を用いてデータを収集するギャラップ世論調査のデータは国際比較可能な最大のデータ集合を表します。回答者はあらゆる地域の、都市と農村、あらゆる学歴・所得階層、移民の地位などを代表するように構成された15歳以上の男女サンプルとなっています。

 この共同事業の発表は11月17日にワシントンで開かれる世界の女性サミットで行われますが、これに先立ちガイ・ライダーILO事務局長は、この事業が「仕事の世界における女性のニーズと希望に関する新しい識見をILO加盟国政労使に示すだけでなく、世界中の女性にディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の約束をかなえるというILOの活動を手助けするものにもなろうと確信している」として、この新しいパートナーシップの開始に対する誇りを表明しました。ギャラップのジョン・クリフトン最高経営責任者(CEO)兼会長は、持続可能な開発目標を巡る議論に関連して行われた調査で世界中の男女が望んでいるのは良い仕事であることが明らかになったことに言及し、これは「ギャラップが見出した最も重要な事項の一つ」であり、少なくともあらゆる政策、あらゆる法、あらゆる社会的イニシアチブでこの事実を考慮に入れるべきことを訴えました。

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 以上はワシントン及びジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。