強制労働

21世紀の奴隷廃止論者レオナルド・サカモト氏が国連のTEDxイベントで講演

2016年02月11日

 国連ジュネーブ事務所が2月11日に開催する国連TEDxパレ・デ・ナシオン・イベントに、ILOの後援を受けてブラジルの反奴隷労働活動家レオナルド・サカモト氏が参加し、強制労働と戦う革新的な解決策について講演を行います。

自らの活動について語るサカモト氏(英語)

 カナダの非営利団体テクノロジー・エンターテインメント・デザイン(TED)が主催しているTEDコンファレンスにちなんで開かれる国連TEDxパレ・デ・ナシオン・イベントは「暮らしを変える」をテーマとし、世界各地から集まった、人々の暮らしを変える活動に従事している科学者、平和運動家、革新者、人道主義者11人が自身の活動経験を披露します。非政府組織(NGO)ヘポルテル・ブラジル(ブラジルのレポーター)を率いるサカモト氏はその1人として、2018年までに「1930年の強制労働条約の2014年の議定書」を少なくとも50カ国に批准してもらうことによって現代の奴隷労働の撲滅を目指すILOの「50 for Freedom(自由のための50カ国)キャンペーン」の一環として、自らの団体が開発した、ドローンや携帯アプリなども用いてブラジルのサプライチェーンにおける強制労働を追跡する革新的な方法を紹介します。現代的奴隷形態国連基金の顧問も務めるサカモト氏は、長くILOの強制労働撲滅特別行動計画ブラジルにおけるILOの活動に協力してきました。

 ヘポルテル・ブラジルは、2003年から700以上の農場、炭焼き場、搾取工場、建設現場までサプライチェーンを追跡し、ブラジル連邦政府による強制労働被害者の解放を支援してきました。ボット・プログラムやドローンなども活用してサプライチェーンにおける強制労働の探索・追跡に変革をもたらし、その情報を用いて現状を変えることを試みています。

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 以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。