ILO/オランダ・パートナーシップ-児童労働
ILOとオランダが児童労働に反対する共同行動を約束
2018年09月26日
第73回国連総会出席のためにニューヨークを訪問中のガイ・ライダーILO事務局長とオランダのシフリット・カーフ外国貿易・開発協力大臣は2018年9月26日、グローバル・サプライチェーン(世界的な供給網)に特に焦点を当てて、アフリカにおける児童労働撤廃を手助けするために協力し合う計画についての趣意書に署名しました。
児童労働が最も多いアフリカには世界合計の約半分に当たる7,200万人の児童労働者が存在すると推定されます。新しい4年間のパートナーシップの下、ILOとオランダは最も児童労働者数が多い産業である農業と最も危険な労働環境を表す産業の一つである鉱業におけるグローバル・サプライチェーンに特に焦点を当てることになります。新しい事業計画では特定のサプライチェーンにおいて把握された児童労働の問題に取り組み、アフリカの政府、事業、市民団体の間の協力関係を強化する革新的な手法が用いられます。また、児童労働データの生成、規制枠組み及び執行の仕組みの改善、サプライチェーンに関与する労働者、農民、地域社会が児童労働の防止を手助けできるようこれらの人々に力を付けることが計画されています。この活動はパートナーシップと知識共有を促進することによって地域に新たに長期的な利益をもたらすことが期待されます。
ライダーILO事務局長は、「アフリカにおける児童労働に対する戦いをステップアップすることによって、私たちは2025年までにあらゆる形態の児童労働を全廃するという世界的な目標に相当に寄与することが出来るでしょう」と語って、就労における基本的な原則と権利に最も熱心に取り組む支持者の一つであるオランダとの新たなパートナーシップの締結を大いに歓迎しました。カーフ大臣もまた、「教育は子ども一人一人の権利」であることに注意を喚起した上で、「児童労働に反対する共同の取り組みによってILOとの古くからのパートナーシップをさらに強化できること」への喜びを表明し、協力関係の重要性を強調しました。
以上はニューヨーク発英文記者発表の抄訳です。