若者のための働きがいのある人間らしい仕事グローバル・イニシアチブ

若者の働きがいのある人間らしい仕事の推進に向けて力を合わせるILOとスペイン

2017年09月25日

 現在ニューヨークで開かれている第72回国連総会に出席しているガイ・ライダーILO事務局長とスペインのファティマ・バニェス雇用・社会保障大臣は、2016年に誕生した「若者のための働きがいのある人間らしい仕事グローバル・イニシアチブ」の支援に向けた合意を達成しました。今回結ばれた技術協力協定に基づき、スペインはグローバル・イニシアチブの枠内で若者の就労に向けた活動を世界中で増進するために200万ユーロを拠出することを約しました。この協定は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を支援するものとして、若者の就労を促進するスペインの主導的な役割、そしてすべての人のディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)に向けた同国の公約を強めるものです。

 バニェス大臣は若者への投資と、労働市場への移行の円滑化の重要性に光を当て、活動規模の拡大を後押しし、至る所の若者の暮らしに好影響を与えることによって若者の就労に向けた世界の取り組みの相乗効果と触媒作用を図るというグローバル・イニシアチブが提示する機会を強調しました。スペイン雇用・社会保障省はグローバル・イニシアチブの一員として、ILOその他のパートナーと共に、若者の就労に対するより多くのより良い投資に向けた広報提言活動を展開し、政策の整合性を確保し、革新的な思考を刺激し、資金・資源の動員を図っていきます。ライダー事務局長は、「協働によって初めて、私たちは若者のためのディーセント・ワークと生産的な完全雇用という共通目標を達成できる」として、若者の就労に係わる国内の課題に取り組むスペイン政府の重要な努力を認め、世界中の若者の働きがいのある人間らしい仕事の促進に向けた同国の公約を歓迎し、グローバル・イニシアチブへの協力の約束に深い感謝の意を表明しました。

 「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を支援するものとして、若者の就労促進に向けて国連諸機関が初めて幅広く結集した「若者のための働きがいのある人間らしい仕事グローバル・イニシアチブ」は、連携、行動、知見、資金・資源の四つの要素を通じて、活動のスケールアップ、影響力の最大化、若者のための真の変化の形成を目指し、参加するパートナーが様々な優先テーマについて活動を起こし、知見を共有し、資金・資源のてこ入れを図るという提携関係を基盤としています。ILOが主導するタスクチームが活動の指揮を執っています。

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 以上はニューヨーク発英文記者発表の抄訳です。