労働力移動

第6回ILO労働力移動と公正な人材募集・斡旋グローバル・メディア・コンクール募集要項発表(応募締切:2020年10月31日)

2020年09月15日

 労働力移動と公正な人材募集・斡旋に関する模範的な報道を表彰することによって、労働力移動に関する質の高い報道を促進することを目的として毎年開かれているILOのグローバル・メディア・コンクールが今年も開催されます。第6回目となる今年のコンクールでは、賃金不払いなどの新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行が移民労働者とその家族に与えている影響に関連した作品の応募が奨励され、好意的に判断されます。

 これまでは既発表作品だけが対象でしたが、今年は、発表に値すると考える重要な事項に関する企画を進める資金を確保する機会を提供するものとして、初めて梗概部門が設けられます。梗概部門では、労働力移動または公正な人材募集・斡旋に関する報道作品の企画案を募集します。職業ジャーナリスト及びメディア専門家に加え、ジャーナリズムを学ぶ学生も応募できます(学生が応募できるのはこの部門だけです)。

 既発表作品については、2019年11月1日から2020年10月31日までの期間に発表された報道作品(文書記事、フォトエッセイ、マルチメディア、映像、ラジオ)である必要があります。記事は8,000ワード以内、梗概は4,000ワード以内、ラジオ・映像作品は10分以内のもので、1人2点まで応募できます。応募作品は何語でも受け付けますが、英仏西語以外の場合にはこのいずれかの言語への訳を添付する必要があります。詳しくは募集要項をご覧ください。

 関心のある方は2020年10月31日中央ヨーロッパ標準時午後11時59分(日本時間翌11月1日午前6時59分)迄にオンラインフォームを用いて応募して下さい。

 応募作品は国際移住とジャーナリズムの分野の専門家で構成される審査員団が、◇創造性と正確性が示されていること、◇移民を保護する適切な用語の使用、◇差別禁止を促進し、適切に統治された安全な労働力移動と公正な人材募集・斡旋の利点に光を当てていること、といった基準を元に審査し、既発表作品2点、梗概1点の計3点に加え、学生の梗概1点の計4点の優秀作品を選びます。受賞者は、既発表作品1,200ドル、梗概500ドルの賞金か、トリノにあるILO国際研修センターで2021年に開かれる公正な人材募集・斡旋あるいは労働力移動に関する研修コースへの参加資格のいずれかの賞を選ぶことができます。優秀作品は、受賞者当人に事前通知の上、2020年12月18日の国際移住者デーに発表します。

 「世界中で今日、世論や行動は情報によって形成されていますが、情報は現実を容易に歪め、人々をさらに傷つける可能性があります。新型コロナウイルスの世界的大流行は、バランスが取れて正確かつ倫理的な報道の必要性に改めて光を当てることになりました」と、審査員の1人であるミシェル・レイトンILO労働力移動部長は述べています。

 コンクールは国際労働組合総連合(ITUC)、国際使用者連盟(IOE)、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)、国際ジャーナリスト連盟(IFJ)、ニュース・オピニオンサイトの「イークォル・タイムズ」、労働者の権利擁護機関「連帯センター」、アジア移民フォーラム(MFA)、欧州連合(EU)が資金拠出する「労働力移動における人材募集・斡旋枠組み改善グローバル行動(REFRAME)プロジェクト」、スイス開発協力庁(SDC)が資金拠出する「第2期公正人材募集・斡旋総合計画(FAIR Ⅱ)」の後援を受けています。

 ILOは今年7月に強制労働や公正な人材募集・斡旋について記者の方々が報道する助けになるものとして、報道機関向けツールキットを発表しました。昨年のコンクールでは、日本の人手不足対策を扱った記事が入賞作品の一つに選ばれました。

 ふるってご応募下さい

 以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。

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