児童労働反対世界デー

児童労働反対世界デー(6月12日):ジュネーブにおけるイベントのお知らせ(6月4日)

2018年05月28日

 今年は最悪の形態の児童労働の撤廃に向けたILO条約の制定を求めて世界各地からILO総会議場を目指した行進が行われたグローバルマーチから20年が経過した記念すべき年に当たります。そこで、ILOはマーチを主導し、その後、「児童労働に反対するグローバルマーチ」の団体を立ち上げた2014年のノーベル平和賞受賞者カイラシュ・サティアルティ氏を迎え、児童労働反対世界デー(6月12日)と合わせてその20周年を記念するイベントを、現在ILOの総会が開かれているジュネーブのパレ・デ・ナシオン(国連欧州本部)で6月4日に共催します。

 午後1時から始まるパネル討議では危険有害児童労働にスポットライトが当てられます。パネリストとして、ガイ・ライダーILO事務局長やカイラシュ・サティアルティ氏、ビジネス・ユニティー・サウスアフリカ(BASU)のナズリーン・マニー理事、国際食品労連(IUF)のスー・ロングレー書記長、「安全で健康的な労働者世代の構築(SafeYouth@Work)プロジェクト」の擁護者であるコートジボワール社会保障基金のミリアム・カミソコ職員、米国で労働関係を学ぶ学生でもある児童の権利活動家のズレマ・ロペスさん、ネパールの元児童労働者としてグローバルマーチに参加して行進し、現在は児童の権利の活動家であるバス・ライさんなどが討議に参加します。今年は「労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言」の採択20周年にも当たるため、当時この審議に係わったカリ・タピオラ元ILO総局長がこの宣言に焦点を当てた閉会の挨拶を行う予定です。イベント後には同氏の最近の著書『The teeth of the ILO(ILOの法的実効性・英語)』のサイン会も開かれます。

 午後6時からはILOの映画館で今年のサンダンス映画祭ドキュメンタリー部門でグランプリを受賞した作品「カイラシュ」の先行上映会が行われます。この映画は児童労働者の権利確保に向けた苦闘を描いています。上映の後には質問の機会、レセプションが予定されています。上映会に参加するには5月31日までに主催者であるグローバルマーチに申し込む必要があります(Deepika Mittal宛E-mail: [email protected])。

 今年の児童労働反対世界デーは、「安全で健康的な世代」に向けて、児童労働をなくし、若年労働者の健康と安全を改善する必要性に光を当てています。世界各地で世界デー当日及び前後に様々なイベントが予定されています。日本でも児童労働ネットワークが主催して、「ストップ!児童労働キャンペーン」が展開されています。

 以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。

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