南南・三角協力:ブラジル
ブラジルとILOが新南南協力プロジェクトを開始
2015年06月11日
| ブラジルのディアス労働・雇用大臣(写真左)とサラサールILO中南米・カリブ総局長 |
ILOと協力して南南・三角協力を促進しているブラジル政府は、過去10年にILOを通じて2,000万ドル以上を主として中南米・アフリカ諸国に拠出してきました。6月10日にジュネーブのILO本部で開かれた第9回ILO/ブラジル年次検討会合において発表された新しい水平協力事業にはこのうち最大規模の約680万ドルが拠出されます。
木綿産業を対象とするこの新規プロジェクトは、まず事業参加に関心を示す綿生産国を特定し、ILOとブラジルが提供できる知識や経験を元に、強制労働・児童労働撤廃などの主な問題への取り組みを通じてこの産業部門の労働条件改善を支援する活動計画を立案します。この産業内における世界的なサプライ・チェーン(供給網)の事業展開のあり方にも特別の注意が払われます。
| 労使代表を含む第9回ILO/ブラジル年次検討会合出席者 |
ホセ・マヌエル・サラサール・シリナチスILO中南米・カリブ総局長は、児童労働、強制労働、社会的保護、人の移動その他受益国の様々な問題に取り組んできた長年にわたるILOとブラジルの開発協力計画に言及し、ILOはブラジルを「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)促進における戦略的パートナー」と見ていることを紹介しました。ブラジルのマノエル・ディアス労働・雇用大臣は、ILOとブラジルは「たぐいまれなパートナーシップ」を育んできたとして、「同じような課題に直面している他の途上国との最善事例の共有」に向けた自国の決意を強調しました。
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以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。
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