フランス政府とILOが企業の未来について国際会議を共催

2016年10月21日

 2019年のILO創立100周年に際し、ガイ・ライダーILO事務局長は七つの分野における記念事業を開始して、将来に向けた課題に取り組む手段をこの機関に装備させることを目指しています。この一つである「仕事の未来イニシアチブ」の下、仕事の未来で起こりつつある変化のプロセスをより良く理解するため、今年は加盟各国で話し合いが行われていますが、2016年10月21日にパリで開かれるフランスの国内対話は仕事の未来における企業の役割に焦点を当てたものとなります。

 2000年以降続いているILOとフランス政府共催の討論会の一環として開かれるこの国際会議には、250人余りの研究者、学識者、労使代表、ILO及びフランス政府の職員などが参加して、1)市場の要求に応えた生産に向けて企業を組織する方法とそれが仕事及び雇用に与える影響、2)企業による仕事の評価方法、企業の経済的成績と社会的成績を調和させる方法、3)グローバル化の中での多国籍企業による国際労働基準の取り扱い方、の三つのテーマを巡り、意見交換を行います。生産的な効率性、質の高い仕事、労働者の権利、社会対話が相互に強め合い、共に手を携えて進む企業のあり方がILOの理想ですが、このようなILOの目標と企業の持続可能性の両方に寄与する形での企業との関わり合い方を模索する、100周年記念事業の一つである「企業イニシアチブ」とも関係するこの会議について、ガイ・ライダーILO事務局長は、「労使の日々の生活の中での企業の役割の変化」や「企業は仕事の未来を形作る重要な場所」である事実に光を当てる機会となることへの期待を述べています。

 仕事の世界における現下の変化からもたらされる機会と課題に関する話し合いを開始するというアイデアにフランスの労使は非常に前向きですが、国際的な専門家の参加によって議論の幅がさらに広がることが期待されます。会議にはライダー事務局長に加え、フランスのミリアム・エル・コムリ労働・雇用・職業教育・労使対話大臣の出席も予定されています。

 会議はILO調査研究局ILO駐仏事務所及びフランス労働省と共催していますが、会議を前に、同局のローレンス・ジェフリー・ジョンソン次長はILOのFacebookページで公開されたオンライン動画(英語)に生出演し、20分余りにわたって仕事の未来に関する課題や機会について論じ、閲覧者からの質問に答えました。

https://www.facebook.com/ILO.ORG/videos/1645048412188056/

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 以上はパリ発英文記者発表の抄訳です。