パートナーシップ:トルコ/オランダ/CAOBISCO

トルコの季節性ヘーゼルナッツ収穫における児童労働撲滅:オランダとCAOBISCOが協力期間を延長

2014年06月09日

協力協定に署名するオランダのプラウメン外国貿易・開発協力大臣とアグタシュILOトルコ事務所所長代行

 ILOはトルコのオルドゥ県におけるヘーゼルナッツ収穫の季節性商業農業における最悪の形態の児童労働の撤廃に向けて2012年11月にオランダ外国貿易・開発協力省とプロジェクト協力協定を締結していますが、このたび、プロジェクト期間の延長が決定されました。

児童労働反対のレッドカードを掲げるサビーヌ・ナフジガーCAOBISCO事務局長(写真右)とネヤト・コカバイILO児童労働計画担当官

 2014年6月3日にILOトルコ事務所においてオズゲ・バルバル・アグタシュ同事務所所長代行とオランダのリリアンネ・プラウメン外国貿易・開発協力大臣とが署名した協定によって、現在ILOがトルコの労働・社会保障省と協力して実行しているプロジェクトの期間が1年延長になりました。6月11日にはまた、これを補足する欧州チョコレート・ビスケット・菓子工業協会(CAOBISCO)との官民パートナーシップ協定についても1年間の期間延長が行われました。

トルコのヘーゼルナッツ農業における児童労働撲滅に向けたプロジェクトの紹介動画(トルコ語・英語字幕付)

 労働・社会保障省が調整を図り、2005~15年の時限政策・事業計画枠組みに沿って実施されているこのプロジェクトの下では、児童や家族に対する直接支援の提供、啓発活動、国や地元の能力向上という戦略的な介入モデルが開発されています。今回のプロジェクトの延長によって、このモデルの開発が続けられると共に季節性農業労働における児童労働を監視する仕組みの構築が行われます。政府や社会的パートナー、市民社会、民間セクターのプロジェクトへの積極的な参加を確保することによって、他の産業部門へもこのモデルの拡大適用が図られる予定です。プロジェクトはまた、多国籍企業がILO加盟国政労使との協働を通じて児童労働に関する啓発活動を行い、監視の仕組みを開発することによって自社の供給網(サプライチェーン)における児童労働廃絶に向けて持続的な歩みを達成できることを示すものにもなっています。

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 以上はパートナーシップ・現地業務支援局による次の英文記者発表2点の抄訳です。

  1. アンカラ発2014年6月9日付記者発表-ILOとオランダが農業における児童労働撲滅に向けた協定の期間を延長
  2. アムステルダム発2014年6月18日付記者発表-トルコの季節性ヘーゼルナッツ収穫における児童労働撲滅に向けてILOとCAOBISCOが協力を延長