ILO事務局長声明

コロンビアの平和に向けた「歴史的な一歩」を祝福するILO事務局長

2016年06月24日

 キューバの首都ハバナにおいて6月23日に、50年以上続いたコロンビアの内戦に終止符を打つことを目指す非合法武装勢力と政府の二者間の確定的停戦協定が調印されたことについて、ガイ・ライダーILO事務局長は、「平和は、とりわけ対話の上に構築されたものである場合、常に素晴らしいニュース」とした上で、「この容易ではなく、終結に達するにはなおも当事者間のさらなる決意、忍耐、意欲を必要とする交渉過程に関与したすべての人々を祝福すべき」として、同国のこの歴史的な前進に祝意を示す声明を発表しました。

 ILOとコロンビアは既に2015年6月に、紛争終結後にディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を通じた移行が可能になるよう、農山漁村経済におけるより多くのより良い仕事の創出を促進する技術協力策定のための枠組みを提供する覚書を調印していますが、これに関してライダー事務局長は持続的な平和と社会正義の確保においてディーセント・ワークが果たし得る決定的に重要な役割に注意を喚起しました。さらに、「良質の雇用の創出、最も脆弱な集団に社会的保護の機会を開くこと、就労に係わる基本的な権利の尊重、対話を通じた相違の克服」を、「コロンビアで長く待たれてきた平和を堅固にする助けになり得る必要不可欠な要素」に位置づけ、政労使三者で構成されるILOの性格に光を当て、このコロンビアにとって決定的に重要な瞬間に雇用計画の策定・実行を助けるため、引き続き政府、労使団体、市民社会と協働していく所存であることを強調しました。

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 以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。