アリ・エンタープライジズ社火災被害者補償手続きをILOが調整
2016年05月26日
2012年にパキスタンのカラチで発生した繊維企業のアリ・エンタープライジズ社の工場火災は死傷者300人以上の大惨事となりました。
2016年5月20日、ジルベール・ウングボILO副事務局長はドイツ経済協力・開発省(BMZ)の提案及び支援を受けて、アリ社の供給先であるドイツの衣料品販売会社KiK、労働組合と非政府組織(NGO)の連合体である「クリーン・クロージーズ・キャンペーン」、国際産業別労働組合組織であるインダストリオール・グローバル・ユニオンの代表をジュネーブのILO本部に招き、アリ社の悲劇の被害者及び遺族に対する補償手続きの進捗を目指して会議を主宰しました。会議参加者の間では、パキスタン政労使の合意に沿って、いまだ建設状態にある補償手続きを円滑化する調整役の役割をILOが担うことで合意が達成されました。
本件については全当事者が手続きの加速化を約していますが、ILOは近い将来、ILOパキスタン国別事務所のイングリッド・クリステンセン所長主導の下、同国に実情調査団を派遣して現状を点検し、最も迅速に補償財源を確保して被害者・遺族に補償を行う方法を探る予定です。
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以上は2016年5月26日英文声明の抄訳です。