第16回ILOアジア太平洋地域会議
アジア、太平洋、アラブ諸国の大臣らが会合し、雇用創出、平等、社会正義について議論
2016年12月02日
ILOは、原則として年に1つずつ、アジア太平洋、米州、アフリカ、欧州の順で、地域の加盟国政労使が参加して域内における優先事項について話し合う地域会議を開催しています。2016年12月6~9日にインドネシアのバリで開かれる第16回アジア太平洋地域会議には、ILOアジア太平洋総局とアラブ総局が所轄する47カ国中約35カ国から20人以上の大臣を含む約400人の政労使三者構成代表団が出席し、地域の雇用と仕事の世界に影響を与えている事項について話し合いを行います。開会式にはインドネシアのジョコ・ウィドド大統領やガイ・ライダーILO事務局長の出席も予定されています。
仕事を創出し、公平とディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を促進する戦略に関する検討を目指す会議では、開会式に続き、オマーンのシーク・アブドゥラー・ビン・ナセル・アル=バクリ労働力大臣、国際使用者連盟(IOE)のリンダ・クロムヨング事務局長、フィジー労働組合会議(FTUC)のフェリックス・アンソニー全国書記、マイクロソフト社のビベック・プスコード公的部門担当ゼネラルマネジャー、ライダー事務局長が出席し、「社会正義のための包摂的な成長」をテーマとするハイレベル・パネル討議が行われます。全体会議では、より良い仕事の創出に求められる政策と直面している課題、経済開発に必要な労働力の技能開発、包摂的な成長を支える方向に向けた社会対話の強化といったテーマが取り上げられます。労働力移動と移民の募集・斡旋、この地域における多国籍企業の成長、政策討議における男女バランスの改善といった事項に関する話し合いも行われます。会議の結論は、アジア太平洋地域のILO加盟国の労働・雇用関連国内政策及びこの地域におけるILOの活動を形作る助けになることが期待されます。
討議のたたき台として、ディーセント・ワークを伴った包摂的で持続可能な開発を築く方法に焦点を絞ったILO事務局長報告、地域の労働・雇用関連データを掲載した統計報告、そして男女平等、グローバル・サプライチェーン(世界的な供給網)、労働力移動、社会的保護、貿易と地域統合、賃金、衣料部門、若者の就労、脆弱諸国に関する概説資料などが作成されています。
会議の動きは#ILOAPRMを用いてツイッターで追うこともできます。
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以上はILOアジア太平洋総局によるバリ発英文記者発表の抄訳です。