「前向きな取り組み、積極的に発信を」 駐日代表が講演 

2024年04月16日

準大手ゼネコンの佐藤工業(本社・東京)が15日、幹部向け人権啓発研修を開き、ILO駐日代表の高﨑真一が「ビジネスと人権の最新動向」と題し講演しました。

高﨑は、企業に期待される取り組みとして、国際基準を踏まえた対応、ESG(環境・社会・企業統治)投資を意識した情報開示、自社の企業活動やサプライチェーン上に人権を侵害するリスクがないか調べ対応する「人権デューディリジェンス」の実施―を挙げて説明し、「人権侵害をゼロにすることは不可能。足りないところを認め、取り組む姿勢を発信することから始めて」と強調しました。

この日は川田紳一会長、平間宏社長をはじめ、国内外の事業所・グループ企業から約40人が参加しました。高﨑が「人権尊重に取り組む上で大事なのはプロセス(過程)。自社や取引先の労働組合や市民団体と一緒に取り組むことを『ステークホルダー・エンゲージメント』と呼ぶが、双方向で有意義な対話を積極的に行って」と伝えると、参加者は時折メモを取りながら熱心に聞き入っていました。

佐藤工業の幹部向け人権啓発研修で講演するILO駐日代表の高﨑真一=2024年4月15日午後3時すぎ、東京・日本橋の同本社
© ILO/Chizuka
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佐藤工業の幹部向け人権啓発研修で講演するILO駐日代表の高﨑真一=2024年4月15日午後3時すぎ、東京・日本橋の同本社