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「どんな経験にも価値がある」 ILO・外務省がキャリアセミナー

2025年08月06日

ILOと外務省は8月5日、東京・渋谷の国連大学で、来日中のILO人事局長ダニエル・ギホを迎えてキャリアセミナーを開催しました。

ILOは毎年、外務省と共催でキャリアセミナーを開催しており、今回も学生や社会人らおよそ30人が参加しました。同省国際機関人事センターからは、各国政府が費用を負担し国際機関が若手人材を受け入れるJPO(ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー)についての説明もあり、参加者は熱心にメモを取りながら聞き入っていました。

ギホ人事局長は、ILOが求める人材像について解説し、政府、労働者、使用者(企業)から成る三者構成主義をとるILOについて「三者と議論を尽くし、合意形成を大切にする組織」と紹介。「ILOでは扱うトピックは多岐にわたり、職員も多様性に富む。JPO制度は多くの若者に門戸を開いているのでぜひ挑戦してほしい」とエールを送りました。

バンコクにあるアジア太平洋地域総局でJPOとして働き、7月からILO駐日事務所でプログラムオフィサーを務める白水真祐は、「自分自身が何に興味・関心があるかまず理解し、目標に応じて選択をしてきた」とこれまでのキャリア形成を説明しました。「どんなバックグラウンドにも価値がある。応募の際は、ILOの活動分野と自分が歩んできた道をいかに関連付けられるかが鍵だと思う」と強調し、参加者からの「民間企業からILOへの転職は可能か」という質問には「三者構成のILOでは民間企業の経験は重要な視点として活かすことができる」などと応じました。

外務省から登壇した美土路昭一氏は、JPO派遣制度やJPOへのサポートなど、国際機関人事センターの役割を紹介。「世界では約千人の日本人が国際機関で働いている。センターでは日本人職員のインタビュー集や動画を公開しているので、ぜひ一人一人の物語について知ってほしい」と呼びかけました。

© ILO/Aki Chizuka
© ILO/Aki Chizuka
ILOキャリアセミナーの登壇者。(左から時計回りに)ILO人事局長のダニエル・ギホ、外務省専門機関室長の佐藤仁美氏、ILO駐日代表の富田望、外務省国際機関人事センターの美土路昭一氏、ILO駐日事務所プログラムオフィサーの白水真祐=2025年8月5日午前10時すぎ、東京・渋谷の国連大学

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