開発のための持続可能な観光の国際年
広報動画-ネパールの小規模観光業の専門性を高める方法
2017年02月18日
観光産業は世界的に最も力強く最も急速に発展している経済部門の一つに数えられますが、低賃金や不規則な労働時間、不安定な雇用形態といった、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の欠如が見られます。2017年2月20~24日にジュネーブのILO本部で開かれる専門家会議では、持続可能な開発のための2030アジェンダと持続可能な開発目標に沿って、観光産業とその利害関係者及び社会的パートナーである労使による社会的責任の育成並びにディーセント・ワークの強化を奨励するような指針の採択を目指して話し合いが行われます。
広報動画-ネパールの小規模観光業の専門性を高める方法(英語)風光明媚なネパールの人気観光地ポカラで、ILOは日本政府の任意資金協力を得て、ポカラ観光協議会による観光業におけるディーセント・ワークの実現に向けた活動を支援しています。協議会は観光振興に加え、多くが非公式な地元の観光事業者の公式化を推進しています。協議会を通じて既に500人の地元住民がビジネススキル及び経済的スキルの研修を受けました。会社を大きくするために融資を手配してもらった事業者もいます。この結果、小規模観光業の組織性や専門性が高まり、サービスの質の向上が図られました。研修を受けて認定トレッキングガイドになった女性は、地理や文化、歴史などを含む幅広い知識を得たことによって、観光客に提供できる説明も増え、真にプロフェッショナルなガイドとなれたことを報告しています。助言や最善事例を提供するヘルプデスクも設けられました。得られた知識と技能の確保は事業の持続可能性を保障するものとなっています。
日本政府はネパール、バングラデシュ、インドといった南アジア諸国でインフォーマル(非公式)経済のフォーマル(公式)化を促進するプロジェクトを実施しています。
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専門家会議
ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)と社会的責任ある観光業指針採択専門家会議