1936年の募集排除勧告(第46号)
1936年06月20日
募集の漸次の排除に関する勧告(第46号)
| 国際労働機関の総会は、国際労働事務局の理事会によりジュネーヴに招集されて、二千四年六月一日にその第九十二回会期として会合し、本会期の議事日程の第七議題である複数の国際労働勧告の撤回に関する提案を検討し、二千四年六月十六日に、千九百三十六年の募集排除勧告(第四十六号)の撤回を決定する。国際労働事務局長は、この本文書撤回の決定を、国際労働機関の加盟国及び国際連合事務総長に通知する。この決定の英文及びフランス文は、ひとしく正文とする。 |
国際労働機関の総会は、
国際労働事務局の理事会に依りジユネーヴに招集せられ、千九百三十六年六月四日其の第二十回会議として会合し、
右会議の会議事項の第一項目たる募集の漸次の排除に関する提案の採択を決議し、且
該提案は勧告の形式に依るべきものなることを決定し、
千九百三十六年の募集排除勧告と称せらるべき左の勧告を千九百三十六年六月二十日採択す。
総会は、
特殊の労働者募集制度の規律に関する条約を採択し、
労働募集の規律の外に、必要にして望ましきときは、労働募集の漸次の排除及労働の自発的提供の発展に政策を導くことが国際労働機関の締盟国の拠るべき基本原則たるべきに鑑み、
国際労働機関の各締盟国が左記に依り右の排除を促進する為の措置を執るべきことを勧告す。
(a) 労働条件の改善
(b) 輸送手段の改良
(c) 労働者及其の家族の労務地区に於ける定住が権限ある権力の方針たる場合に右定住の促進
(d) 行政上の監督及管理の下に労働の任意的移動を容易ならしむること。
(e) 土民の教育的啓発及其の生活標準の改善