音声記事:2015年世界ラジオデー
若者の役割に光を当てる2015年世界ラジオデー(2月13日)
2015年02月12日
スペイン・ラジオ・アカデミーの提案を受けて国連教育科学文化機関(ユネスコ)が2月13日を世界ラジオデーに定めて2015年で4年目になります。今年の世界デーに際し、サモア国立大学ジャーナリズム学部の校内ラジオ放送局はILOの提案を受けて同校でメディア・ジャーナリズムを学ぶ若者の声を届ける番組を制作しました。20歳のビクトリアさんは自らの関心事項として、教育、健康、失業の問題を挙げ、ラジオを通じて若者がこういった問題を話し合い、解決策を見出せる可能性を指摘しています。18歳のツシンガ君は車椅子生活ですが、欲しい手助けは「良い仕事を確保することぐらい」として、ラジオの人気アナウンサーになる夢を語っています。2人は口を揃えてラジオが貴重な情報伝達手段として人々の生活に与えている影響の大きさを指摘しています。番組の制作風景などを届ける広報動画も作成されています。
今はインターネットの時代ではあるものの、ラジオは依然として強力な通信手段であり続けています。途上国でも75%以上の世帯がラジオを聞くことができ、ラジオ受信機の数は世界全体で24億台を超え、放送局は5万1,000局以上を数えます。ナイロビのゲットラジオは、時に外の世界との通信手段を他に持たない僻地のコミュニティーや脆弱な集団を外と結ぶそのような通信手段の一つです。ILOが導入を支援したケニアの「若者から若者へ(Youth to Youth)基金」の支援を受けているゲットラジオの番組UWEZOは、ミュージシャンが自分たちの考えをプロデュースする設備であるのと同時に情報通信(IT)、音楽、インターネットを通じたe-ラーニングなどの分野の研修を提供する場にもなっています。
「若者から若者へ基金」は若者に発言の場を与え、自分のコミュニティーの就労関連課題について革新的な解決策を設計・実行することを可能にしています。レコーディング・アーティストのジンボはこの番組についてこう語っています。「UWEZOは、若者が自分の才能を認識してそれを育めるように自分を発見する手助けをすると同時に前に進むための可能な限り最善な方法を提示してくれます」。音楽はビジネスです。才能あふれる若者とのUWEZOの協働事業は、若者が企業家として成功し、他の人々に就職口を作ることを可能にしています。
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