« 検索結果一覧に戻る  
テルブホスICSC: 1768
ジチオ4リン酸S-(tert-ブチルチオメチル)O,O-ジエチル6月 2015
CAS登録番号: 13071-79-9
国連番号: 2783
EINECS番号: 235-963-8

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。    裸火禁止。    周辺の火災時:全ての消火剤。   

 青少年や小児への曝露を避ける! 作業環境管理を厳密に! 応急処置:個人用保護具。 いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 「経口摂取」参照。  エアロゾルの吸入を避ける。  新鮮な空気、安静。 直ちに医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収されやすい! 「経口摂取」参照。  保護衣。 保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 直ちに医療機関に連絡する。 
  顔面シールドを着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 医療機関に連絡する。 
経口摂取 かすみ眼。 頭痛。 めまい。 筋痙攣。 脱力感。 嘔吐。 下痢。 腹痛。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 直ちに医療機関に連絡する。 水に活性炭を懸濁した液を飲ませる。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣
・この物質を環境中に放出してはならない
・漏れた液を、ふた付きの容器に集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

skull;toxiccancer;health hazenviro;aqua
注意喚起語:危険
飲み込んだり、皮膚に接触または吸入すると生命に危険
神経系の障害のおそれ
長期または反復曝露による神経系の障害のおそれ
長期的影響により、水生生物に非常に強い毒性 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):I 

貯蔵
・食品や飼料および酸化剤から離しておく
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
・消火により生じる流出物を収容するための用意
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
テルブホス ICSC: 1768
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無色~淡黄色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱や燃焼により、分解する。 高引火性の有毒なガス(ホスフィン ICSC 0694 参照)を生じる。 酸化性物質と反応する。 リン酸化物などの有毒なフュームを生じる。 

化学式: C9H21O2PS3
分子量: 288.5
・融点:-29.2℃
・沸点:68.9℃
・引火点:87.8℃
・水への溶解度(25℃) :5.07 mg/l (非常に溶けにくい)
・比重(水=1):1.1
・蒸気圧:0.04 Pa (25℃)
・25℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・log Pow (オクタノール/水分配係数):4.48  


暴露・健康への影響

曝露経路
経口摂取、吸入および経皮により、有害量が体内に吸収される。 

短期曝露の影響
コリンエステラーゼ阻害。 神経系に影響を与えることがある。 中枢神経系の障害を生じることがある。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかし噴霧すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
神経系に影響を与えることがある。 


許容濃度
TLV: 0.01 mg/m3 (TWA); (皮膚吸収); A4(人における発がん性が分類できていない物質); BEI (生物学的曝露指標)記載あり; 

環境
・水生生物に対して強い毒性がある
・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある
・水生生物で、生物濃縮が起こることがある
・通常の使用法でも、環境中へ放出される
・不適切な廃棄などによる、さらなる放出を避けるよう十分注意すること
 

・曝露の程度によっては、定期検診を勧める
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要であるため、指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく
・製剤に溶剤が使用されている場合は、その溶剤のICSCも参照のこと。
・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある
・作業衣を家に持ち帰ってはならない 

付加情報
  欧州分類
 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018