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フルオロケイ酸ICSC: 1233 (10月 2004)
ヘキサフルオロケイ酸
CAS登録番号: 16961-83-4
国連番号: 1778
EINECS番号: 241-034-8

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 灼熱感。 咳。 息苦しさ。 息切れ。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。 皮膚熱傷。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 直ちに医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。 重度の熱傷。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 灼熱感。 胃痙攣。 嘔吐。 ショック/虚脱。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の鉄容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
・この物質を環境中に放出してはならない
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):8; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・強塩基および食品や飼料から離しておく
・密封
 
包装
・破損しない包装
・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
フルオロケイ酸 ICSC: 1233
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある、発煙性の 無色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 フッ化水素などの有毒なフュームを生じる。 水溶液は、強酸である。 塩基と 激しく反応し、腐食性を示す。 水および水蒸気と反応する。 有毒で腐食性のフュームを生じる。 ガラスおよびストーンウェアを侵す。 多くの金属を侵す。 引火性/爆発性ガス(水素-ICSC 0001 参照)を生じる。 無水物はほぼ瞬時に、四フッ化ケイ素および腐食性で、有毒なフッ化水素に解離する。 

化学式: F6H2Si / H2SiF6
分子量: 144.1
・分解する
・「注」参照
・比重(水=1):「注」参照
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:「注」参照 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は眼、皮膚および気道に対して、腐食性を示す。 経口摂取すると、腐食性を示す。 蒸気を吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 「注」参照。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。 

長期または反復曝露の影響
骨および歯に影響を与えることがある。 フッ素沈着症を生じることがある。 


許容濃度
 

環境
・環境に有害な場合がある。水生生物への影響にとくに注意すること
 

・水溶液としてのみ販売されている
・水溶液としてのみ販売されている。60~70%溶液は約19℃で凝固し、結晶性の二水和物を生成する
・他の融点:<-30°C (35%溶液).
・61%溶液の密度は1.46であり、35%溶液の密度は1.38である
・35%溶液の蒸気圧は約3 kPaである
・肺水腫の症状は、2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である
・文献では分解温度は不明である
・医師または医師が認定した者による、適切な吸入療法の、迅速な施行を検討する 

付加情報
  欧州分類
記号:C; R:34; S:(1/2)-26-27-45; Note:B 

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