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ギ酸ナトリウムICSC: 1165 (11月 2000)
CAS登録番号: 141-53-7
EINECS番号: 205-488-0

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 特定の条件下で可燃性。  空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。      周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚   保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。 痛み。  安全ゴーグルを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 

漏洩物処理 分類・表示
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・残留分を多量の水で洗い流す
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸から離しておく
・乾燥
・密封
 
包装
 
ギ酸ナトリウム ICSC: 1165
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
吸湿性 白色 顆粒、または結晶性粉末。 

物理的危険性
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 一酸化炭素(ICSC 0023 参照)および水素(ICSC 0001 参照)を生じる。 火災や爆発の危険を生じる。 酸と接触すると、分解する。 ギ酸(ICSC 0485 参照)の蒸気を生じる。 

化学式: HCOONa
分子量: 68.0
・融点:253℃
・密度:1.9 g/cm³
・水への溶解度(20℃) :97 g/100 ml  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入。 

短期曝露の影響
本物質は、眼および気道を刺激する。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかし、浮遊粒子が急速に不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021