« 検索結果一覧に戻る  
アゾビス(イソブチロニトリル)ICSC: 1090
2,2'-アゾビスイソブチロニトリル
2,2'-ジメチル-2,2'-ジアゼンジイルビス(プロパンニトリル)
4月 2004
CAS登録番号: 78-67-1
国連番号: 3234
EINECS番号: 201-132-3

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性が高い。  空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。 有機溶剤で溶解すると火災および爆発の危険性がある。 爆発性。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  摩擦や衝撃を与えない。 密閉系、粉塵防爆型電気設備および照明。 粉塵の堆積を防ぐ。 帯電を防ぐ(例えばアースを使用)。  大量の水、水噴霧を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入   局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚   保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 頭痛。 吐き気。 脱力感。 痙攣。  作業中は飲食、喫煙をしない。  吐かせる(意識がある場合のみ!)。 水に活性炭を懸濁した液を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・専門家に相談する!
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・すべての発火源を取り除く
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):4.1 

貯蔵
・耐火設備
・冷所
・強酸化剤および混触危険物質から離しておく
・「化学的危険性」参照
 
包装
 
アゾビス(イソブチロニトリル) ICSC: 1090
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
白色の粉末。 

物理的危険性
乾燥状態では、撹拌、圧気輸送、注入などにより、静電気を帯びることがある。 

化学的危険性
加温すると、分解する。 有毒なテトラメチルスクシノニトリル(ICSC 1121 参照)およびシアン化物のフュームを生じる。 衝撃を加えると、または摩擦を加えると、または振動を加えると、 爆発的に分解することがある。 加熱すると、爆発することがある。 アルコール、酸化剤、アセトンなどのケトン、アルデヒドおよびヘプタンなどの炭化水素と 激しく反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 

化学式: C8H12N4 / (CH3)2(CN)CN=NC(CN)(CH3)2
分子量: 164.2
・密度:1.1 g/cm³
・水への溶解度(20℃) : 溶けない
・蒸気圧:<1 Pa (20℃)
・発火温度:64℃  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:経口摂取。 

短期曝露の影響
中枢神経系に影響を与えることがある。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかし拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
肝臓に影響を与えることがある。 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して有害である
・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある
 

・文献では分解温度は不明である
・この物質の、人の健康への影響に関するデータが不十分なので、最大の注意を払う必要がある 

付加情報
  欧州分類
記号:E, Xn; R:2-11-20/22-52/53; S:(2)-39-41-47-61 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018