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イソブテンICSC: 1027
イソブチレン
2-メチルプロペン
4月 2000
CAS登録番号: 115-11-7
国連番号: 1055
EINECS番号: 204-066-3

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性がきわめて高い。  気体/空気の混合気体は、爆発性である。 酸化剤またはハロゲンと接触すると、火災および爆発の危険性がある。 「化学的危険性」参照。
 
裸火禁止、火花禁止、禁煙。 酸化剤との接触禁止。  密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 帯電を防ぐ(例えばアースを使用)。 火花防止工具を使用する。  供給源を遮断する。それが不可能で、かつ周辺に危険が及ばなければ、燃え尽きるにまかせる。その他の場合は水噴霧、粉末消火剤、二酸化炭素を用いて消火する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 安全な場所から消火作業を行う。 

   
  症状 予防 応急処置
吸入 めまい。 嗜眠。 傾眠。 吐き気。 意識喪失。 嘔吐。  密閉系、または換気を使用する。  新鮮な空気、安静。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 液体に触れた場合:凍傷。  保温手袋。  凍傷の場合:多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。 医療機関に連絡する。 
「皮膚」参照。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。   

漏洩物処理 分類・表示
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・換気
・すべての発火源を取り除く
・下水に流してはならない
・液体に向けて水を噴射してはならない
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):2.1 

貯蔵
・耐火設備
・混触危険物質から離しておく
・「化学的危険性」参照
・冷所
 
包装
 
イソブテン ICSC: 1027
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の 圧縮 液化気体。 

物理的危険性
気体は空気より重く、地面に沿って移動し、遠距離発火の可能性がある。 気体は空気より重く、低くなった場所では、滞留して酸素欠乏を引き起こすことがある。 流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。 

化学的危険性
ハロゲン、酸化剤および強酸と 激しく反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 

化学式: C4H8 / CH2=C(CH3)2
分子量: 56.1
・沸点:-6.9℃
・融点:-140.3℃
・比重(水=1):0.59
・水への溶解度(20℃) :0.03 g/100 ml
・蒸気圧:257 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):1.94
・引火点:-76.1℃ (c.c.)
・発火温度:465℃
・爆発限界:1.8-9.6 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.35  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入。 

短期曝露の影響
この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。 中枢神経系に影響を与えることがある。 高濃度で曝露すると、意識喪失を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
容器を開放すると、閉ざされた場所では窒息の危険を生じる。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
TLV: 250 ppm (TWA); A4(人における発がん性が分類できていない物質) 

環境
 

・沸点におけるこの液体の密度:0.605 kg/l
・空気中の濃度が高いと、酸素の欠乏が起こり、意識喪失または死亡の危険を伴う
・区域内に入る前に酸素濃度を測定する
・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする 

付加情報
  欧州分類
記号:F+; R:12; S:(2)-9-16-33; Note:C 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018