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p-アニシジンICSC: 0971
4月 2009
CAS登録番号: 104-94-9
国連番号: 2431
EINECS番号: 203-254-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。  裸火禁止。  粉塵の堆積を防ぐ。 密閉系、粉塵防爆型電気設備および照明。  水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ! 作業環境管理を厳密に! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 紫色(チアノーゼ)の唇、爪および皮膚。 めまい。 頭痛。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収される可能性あり! 他の症状については、「吸入」参照。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 
経口摂取 吐き気。 他の症状については、「吸入」参照。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

excl mark;warncancer;health haz
注意喚起語:危険
飲み込むと有害
皮膚に接触すると有害のおそれ
血液の障害
長期または反復曝露による血液障害
水生生物に毒性 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・強酸化剤、強塩基、酸、クロロギ酸エステルおよび食品や飼料から離しておく
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
p-アニシジン ICSC: 0971
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色~茶色の結晶。 

物理的危険性
流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。 粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。 

化学的危険性
燃焼すると、分解する。 窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。 水溶液は、弱塩基である。 酸、クロロギ酸塩および強酸化剤と反応する。 ある種の被覆剤、ある種のプラスチックおよびゴムを侵す。 

化学式: C7H9NO / H2NC6H4OCH3
分子量: 123.2
・沸点:243℃
・融点:57℃
・密度:1.07 g/cm³
・水への溶解度(20℃) :2.2 g/100 ml (溶ける)
・蒸気圧:2 Pa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.3
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:122℃
・発火温度:515℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.95  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
エアロゾルは、眼および気道を刺激する。 血管に影響を与えることがある。 メトヘモグロビン生成を生じることがある。 医学的な経過観察が必要である。 「注」参照。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気が汚染されて、 やや遅く有害濃度に達する; しかし、噴霧もしくは拡散すると、かなり急速に有害濃度に達する。 

長期または反復曝露の影響
血液に影響を与えることがある。 メトヘモグロビンの形成および貧血を生じることがある。 


許容濃度
TLV: 0.5 mg/m3 (TWA); (皮膚吸収); A4(人における発がん性が分類できていない物質); BEI (生物学的曝露指標)記載あり;.
MAK: 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 3B; 

環境
・水生生物に対して毒性がある
・環境中に放出しないように、強く勧告する
 

・曝露の程度によっては、定期検診を勧める
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要であるため、指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく
・ICSC 0970参照 

付加情報
  欧州分類
記号:T+, N; R:26/27/28-33-50; S:(1/2)-28-36/37-45-61 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018