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一塩化イオウICSC: 0958
7月 1997
CAS登録番号: 10025-67-9
国連番号: 1828
EINECS番号: 233-036-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。    裸火禁止。    粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 水系消火薬剤は不可。 水は不可。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 直接水をかけない。 

 あらゆる接触を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咽頭痛。 咳。 灼熱感。 息切れ。 息苦しさ。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 痛み。 発赤。 水疱。 皮膚熱傷。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
痛み。 充血。 重度の熱傷。 視力喪失。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 灼熱感。 腹痛。 ショック/虚脱。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・専門家に相談する!
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣
・換気
・こぼれた液を、乾燥ソーダ灰および消石灰の混合物で注意深く中和する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):8; 国連包装等級(UN Packing Group):I 

貯蔵
・強酸化剤、過酸化物、酸化リン、有機化合物および食品や飼料から離しておく
・冷所
・乾燥
・密封
・床面に沿って換気
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
一塩化イオウ ICSC: 0958
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある、明琥珀色~帯黄赤色の 油状 発煙性の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱や燃焼により、分解する。 塩化水素、硫化水素およびイオウ酸化物を含む、有毒で腐食性のフュームを生じる。 過酸化物、リン酸化物およびある種の有機化合物と反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 水と 激しく反応する。 硫黄、塩化水素、二酸化イオウ、硫化水素、亜硫酸塩およびチオ硫酸塩を生じる。 水の存在下で、多くの金属を侵す。 

化学式: Cl2S2
分子量: 135.03
・沸点:138℃
・融点:-77℃
・比重(水=1):1.7
・水への溶解度 : 反応する
・蒸気圧:0.90 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.7
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.03
・引火点:118.5℃ (c.c.)
・発火温度:234℃  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
催涙性。 本物質は眼、皮膚および気道に対して、腐食性を示す。 経口摂取すると、腐食性を示す。 蒸気を吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 「注」参照。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 きわめて急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
TLV: 1 ppm (STEL); 

環境
 

・水などの消火薬剤と激しく反応する
・作業時のどの時点でも、許容濃度を超えてはならない
・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する
・したがって、安静と経過観察が不可欠である
・医師または医師が認定した者が、適切なスプレー剤を直ちに使用することを検討する 

付加情報
  欧州分類
記号:T, C, N; R:14-20-25-29-35-50; S:(1/2)-26-36/37/39-45-61 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018