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メルカプト酢酸ICSC: 0915
チオグリコール酸11月 1998
CAS登録番号: 68-11-1
国連番号: 1940
EINECS番号: 200-677-4

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。    裸火禁止。    水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 胃痙攣。 灼熱感。 咳。 息苦しさ。 息切れ。 咽頭痛。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 「注」参照。
 
皮膚 吸収される可能性あり! 発赤。 皮膚熱傷。 痛み。 水疱。 「吸入」参照。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。 視力喪失。 重度の熱傷。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 灼熱感。 ショック/虚脱。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣
・換気
・漏れた液を、密閉式の容器に集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):8; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・強酸化剤、強塩基、食品や飼料および可燃性物質から離しておく
・換気のよい部屋に保管
 
包装
・破損しない包装
・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
メルカプト酢酸 ICSC: 0915
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の粘稠性の液体。 

物理的危険性
データなし。 

化学的危険性
燃焼すると、分解する。 有毒なイオウ酸化物および硫化水素のフュームを生じる。 本物質は、中程度の強酸。 強酸化剤、アルカリおよび有機化合物と反応する。 スチール、ステンレス鋼およびアルミニウムを侵す。 

化学式: C2H4O2S / HSCH2COOH
分子量: 92.1
・沸点:120℃
・融点:-16.5℃
・比重(水=1):1.3
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:1.3 kPa (18℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.2
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:126℃ (o.c.)
・発火温度:350℃
・爆発限界:5.9-? vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.05  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は眼、皮膚および気道に対して、腐食性を示す。 蒸気を吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 曝露すると、死を引き起こすことがある。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 「注」参照。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 きわめて急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
TLV: 1 ppm (TWA); (皮膚吸収); (皮膚感作物質).
MAK: 皮膚吸収 (H); 皮膚感作 (SH); 

環境
 

・肺水腫の症状は、2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である
・医師または医師が認定した者が、適切なスプレー剤を直ちに使用することを検討する 

付加情報
  欧州分類
記号:T; R:23/24/25-34; S:(1/2)-25-27-28-45 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018