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ヒ酸鉛ICSC: 0911
ヒ酸水素鉛
酸性ヒ酸鉛
ヒ酸水素鉛(II)
4月 2014
CAS登録番号: 7784-40-9
国連番号: 1617
EINECS番号: 232-064-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 粉塵の拡散を防ぐ! あらゆる接触を避ける! 授乳期の女性への曝露を避ける! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 「経口摂取」参照。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 急性症状はない。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
急性症状はない  呼吸用保護具と併用して、安全眼鏡または眼用保護具を着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 
経口摂取 腹痛。 下痢。 嗜眠。 頭痛。 吐き気。 嘔吐。 筋痙攣。 便秘。 錯乱。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 直ちに医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・下水に流してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの 密閉式容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

skull;toxiccancer;health hazenviro;aqua
注意喚起語:危険
飲み込むと有毒
発がんのおそれ
生殖能または胎児への、悪影響のおそれ
長期的影響により、水生生物に非常に強い毒性 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・元の容器でのみ貯蔵
・冷所
・乾燥
・密封
・換気のよい部屋に保管
・強酸化剤、強酸および食品や飼料から離しておく
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・海洋汚染物質 
ヒ酸鉛 ICSC: 0911
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無臭の 白色の 重い粉末。 

物理的危険性
 

化学的危険性
強酸化剤および強酸と反応する。 280℃で分解する。 有毒なフュームを生じる。 

化学式: PbHAsO4
分子量: 347.1
・〜280℃で分解する
・比重(水=1):5.8
・水への溶解度 :0.0003 g/100 ml (溶けない) 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:粉塵の吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
胃腸管および神経系に影響を与えることがある。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかしとくに粉末状の場合、拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
胃腸管、神経系、腎臓、肝臓および血液に影響を与えることがある。 人で発がん性を示す。 人で生殖・発生毒性を引き起こすことがある。 


許容濃度
TLV: 0.01 mg/m3 (TWA); A1(人における発がん性が確認されている物質); BEI (生物学的曝露指標)記載あり;.
MAK: 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 1; 生殖細胞変異原性グループ: 3A; 

環境
・水生生物に対して有害である
・環境に有害な場合がある。鳥類への影響にとくに注意すること
・通常の使用法でも、環境中へ放出される
・不適切な廃棄などによる、さらなる放出を避けるよう十分注意すること
 

・作業衣を家に持ち帰ってはならない
・曝露の程度によっては、定期検診を勧める 

付加情報
  欧州分類
記号:T, N; R:45-61-23/25-33-50/53-62; S:53-45-60-61; Note:E 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018