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ジビニルベンゼン(異性体混合物)ICSC: 0885
ビニルスチレン
DVB
11月 1997
CAS登録番号: 1321-74-0
EINECS番号: 215-325-5

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 加熱すると圧力が上昇し、破裂の危険性がある。  76℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止。  76℃以上では、密閉系および換気。  粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 ミストの発生を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚 発赤。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。 痛み。  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 吐かせない。 安静。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・酸化剤から離しておく
・冷所
・安定化した状態でのみ貯蔵
 
包装
 
ジビニルベンゼン(異性体混合物) ICSC: 0885
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱により、重合することがある。 火災または爆発の危険を生じる。 酸化剤と 激しく反応する。 

化学式: C10H10 / C6H4(CH=CH2)2
分子量: 130.20
・沸点:195℃
・融点:-66.9 - -52℃
・比重(水=1):0.9
・水への溶解度 : 溶けない
・蒸気圧:133 Pa (32.7℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.48
・引火点:76℃ (o.c.)
・発火温度:500℃
・爆発限界:1.1-6.2 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.59(概算) 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 


許容濃度
TLV: 10 ppm (TWA); 

環境
 

・市販のビニルベンゼンは3つの異性体を含有するが、メタ異性体が主である
・この物質の、人の健康への影響に関するデータが不十分なので、最大の注意を払う必要がある
・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する
・ICSC 0073参照 

付加情報
  欧州分類
 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018