« 検索結果一覧に戻る  
フタル酸ブチルベンジルICSC: 0834
BBP
フタル酸ベンジルブチル
10月 2005
CAS登録番号: 85-68-7
国連番号: 3082
EINECS番号: 201-622-7

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。    裸火禁止。    アルコール耐性泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素、水噴霧を使用する。   

「長期または反復曝露の影響」参照。 ミストの発生を防ぐ! (妊娠)女性への曝露を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入   換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚   保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):9; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
・強酸化剤から離しておく
 
包装
・海洋汚染物質 
フタル酸ブチルベンジル ICSC: 0834
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無色の 油状液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
燃焼すると、分解する。 有毒なのフュームを生じる。 酸化剤と反応する。 

化学式: 1,2-C6H4(COOCH2C6H5)(COOC4H9) / C19H20O4
分子量: 312.4
・沸点:370℃
・融点:-35℃
・比重(水=1):1.1
・水への溶解度 :0.71 mg/l (非常に溶けにくい)
・蒸気圧:ほとんどない (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):10.8
・引火点:198℃
・発火温度:425℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):4.77  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかし噴霧すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
動物試験では人で生殖・発生毒性を引き起こす可能性があることが示されている。 


許容濃度
MAK: (吸引性画分): 20 mg/m3; ピーク曝露限度カテゴリー: II(2); 妊娠中のリスクグループ: C; 

環境
・水生生物に対して強い毒性がある
・魚類で、生物濃縮が起こることがある
 

 

付加情報
  欧州分類
記号:T, N; R:61-62-50/53; S:45-53-60-61 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018