ICSC 0759 - 4-アミノビフェニル

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4-アミノビフェニル	ICSC: 0759 (11月 2016)
キセニルアミンビフェニル-4-アミンビフェニル-4-イルアミン (1,1'-ビフェニル)-4-アミン p-ビフェニルアミン

CAS登録番号： 92-67-1

EINECS番号： 202-177-1

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	可燃性。火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。	裸火禁止。	水噴霧、乾燥粉末消火剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。

｢長期または反復曝露の影響｣参照。あらゆる接触を避ける！
	症状	予防	応急処置
吸入	急性症状はない。	密閉系、または換気を使用する。	新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚	吸収される可能性あり！	保護手袋。保護衣。	汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
眼		呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグル、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。	数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取	他の症状については、｢吸入｣参照。	作業中は飲食、喫煙をしない。	口をすすぐ。医療機関に連絡する。

漏洩物処理	分類・表示
・個人用保護具：自給式呼吸器付完全保護衣・こぼれた物質を、密閉式の容器内に集める・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる・残留分を、注意深く集める・地域規則に従って保管・処理する	国連GHS判定基準に準拠注意喚起語：危険飲み込むと有害遺伝性疾患のおそれの疑い発がんのおそれ輸送国連分類
貯蔵
・強酸化剤および酸から離しておく・密封
包装
・破損しない包装・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる

4-アミノビフェニル

ICSC: 0759

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観特徴的な臭気のある、無色の様々な形状の固体。空気に曝露すると紫色になる。物理的危険性化学的危険性燃焼すると、有毒なガスを生成する。強酸化剤および酸と反応する。	化学式： C₁₂H₁₁N / C₆H₅-C₆H₄NH₂ 分子量： 169.2 ・沸点：302℃ ・融点：53℃ ・密度：1.2 g/cm³ ・水への溶解度(25℃) ：0.2 g/100 ml (溶けにくい) ・引火点：113℃ (c.c.) ・発火温度：450℃ ・log Pow (オクタノール/水分配係数)：2.9 ・蒸気圧：0.077 Pa (25℃) ・相対蒸気密度(空気＝1)：5.8

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
特徴的な臭気のある、無色の様々な形状の固体。空気に曝露すると紫色になる。

物理的危険性

化学的危険性
燃焼すると、有毒なガスを生成する。強酸化剤および酸と反応する。

化学式： C₁₂H₁₁N / C₆H₅-C₆H₄NH₂
分子量： 169.2
・沸点：302℃
・融点：53℃
・密度：1.2 g/cm³
・水への溶解度(25℃) ：0.2 g/100 ml (溶けにくい)
・引火点：113℃ (c.c.)
・発火温度：450℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数)：2.9
・蒸気圧：0.077 Pa (25℃)
・相対蒸気密度(空気＝1)：5.8

暴露・健康への影響
曝露経路体内への吸収経路：粉塵の吸入、経皮および経口摂取。短期曝露の影響	吸入の危険性 20℃ではほとんど気化しない。しかし拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。長期または反復曝露の影響膀胱に影響を与えることがある。炎症および組織損傷を生じることがある。人で発がん性を示す。｢注｣参照。

暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路：粉塵の吸入、経皮および経口摂取。

短期曝露の影響

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかし拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

長期または反復曝露の影響
膀胱に影響を与えることがある。炎症および組織損傷を生じることがある。人で発がん性を示す。｢注｣参照。

許容濃度
TLV: (皮膚)； A1(人における発がん性が確認されている物質). MAK: 皮膚吸収 (H)；発がん性カテゴリー： 1；生殖細胞変異原性グループ： 3A；

環境
・この物質の、環境への影響は十分に調べられていない

注
・曝露の程度によっては、定期検診を勧める・尿の沈殿物、細胞診断に特別に注意しなければならない・尿中の血液には特に注意すること・作業衣を家に持ち帰ってはならない

付加情報

欧州分類
記号：T; R：45-22; S：53-45; Note：E