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クロロアセトアルデヒド(40%溶液)ICSC: 0706
9月 1997
CAS登録番号: 107-20-0
国連番号: 2232
EINECS番号: 203-472-8

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  88℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止。 酸化剤または酸との接触禁止。  88℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。  水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 あらゆる接触を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入 灼熱感。 咳。 息苦しさ。 咽頭痛。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 重度の皮膚熱傷。 痛み。 水疱。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。 視力喪失。 重度の熱傷。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 灼熱感。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 吐かせない。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣
・換気
・漏れた液を、密閉式の容器に集める
・残留分を多量の水で洗い流す
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):I; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・強酸化剤、酸、金属および食品や飼料から離しておく
 
包装
・破損しない包装
・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
クロロアセトアルデヒド(40%溶液) ICSC: 0706
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある、澄明な 無色の液体。 

物理的危険性
蒸気は空気より重い。 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 有毒な塩素のフュームを生じる。 酸化剤および酸と反応する。 爆発の危険を生じる。 

化学式: C2H3ClO / ClCH2CHO
分子量: 78.5
・沸点:85-100℃ (40%溶液)
・融点:16℃ (40%溶液)
・比重(水=1):1.19 (40%溶液)
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:13.3 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.7
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.22
・引火点:88℃ (c.c.)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.37  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
腐食性。 蒸気は眼、皮膚および気道に対して、腐食性を示す。 高濃度の蒸気を吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 「注」参照。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 きわめて急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
TLV: 1 ppm (STEL);.
MAK: 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 3B; 

環境
・環境に有害な場合がある。水質への影響にとくに注意すること
・通常の使用法でも、環境中へ放出される
・不適切な廃棄などによる、さらなる放出を避けるよう十分注意すること
 

・このカードは、クロロアセトアルデヒドの40%溶液についてのものである
・作業時のどの時点でも、許容濃度を超えてはならない
・肺水腫の症状は、2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である
・医師または医師が認定した者による、適切な吸入療法の、迅速な施行を検討する 

付加情報
  欧州分類
記号:T+, N; R:24/25-26-34-40-50; S:(1/2)-26-28-36/37/39-45-61 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018