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ブチレンオキシド(安定剤入り)ICSC: 0636
1,2-酸化ブチレン
エチルオキシラン
4月 2017
CAS登録番号: 106-88-7
国連番号: 3022
EINECS番号: 203-438-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性が高い。  蒸気/空気の混合気体は、爆発性である。 酸化剤、酸または金属塩化物と接触すると、火災および爆発の危険性がある。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。  泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 あらゆる接触を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 息苦しさ。 頭痛。 嗜眠。  密閉系、または換気を使用する。  新鮮な空気、安静。 人工呼吸が必要なことがある。 直ちに医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。  保護手袋。 保護衣。  少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 「吸入」参照。
 
作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 直ちに医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・危険区域から立ち退く!
・すべての発火源を取り除く
・個人用保護具:自給式呼吸器
・この物質を環境中に放出してはならない
・下水に流してはならない
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

flam;flameexcl mark;warncancer;health haz
注意喚起語:危険
引火性の高い液体/蒸気
飲み込んだり、皮膚に接触または吸入すると有害
皮膚および眼刺激
発がんのおそれの疑い
呼吸器系への刺激のおそれ
水生生物に有害 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):3; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・耐火設備
・混触危険物質から離しておく
・「化学的危険性」参照
・冷所
・安定化した状態でのみ貯蔵
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
 
包装
・気密 
ブチレンオキシド(安定剤入り) ICSC: 0636
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の液体。 

物理的危険性
蒸気は空気より重く、地面に沿って移動して、遠距離発火の可能性がある。 この蒸気は空気とよく混合し、爆発性混合物を生成しやすい。 流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。 蒸気は抑制されておらず、重合して排気孔を塞ぐことがある。 

化学的危険性
酸、塩基、スズ、アルミニウム、鉄塩化物と接触すると、重合することがある。 火災または爆発の危険を生じる。 強酸化剤と反応する。 火災の危険を生じる。 

化学式: C4H8O
分子量: 72.1
・沸点:63.3℃
・融点:-150℃
・密度:0.83 g/cm³
・水への溶解度(20℃) :5.9 g/100 ml (溶ける)
・蒸気圧:18.8 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.2
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.3
・引火点:-22℃ (c.c.)
・発火温度:370℃
・爆発限界:1.7-19 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.68  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、気道および皮膚を刺激する。 高濃度で曝露すると、意識低下を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。 

長期または反復曝露の影響
人で発がん性を示す可能性がある。 


許容濃度
MAK: 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 2; 

環境
・水生生物に対して有害である
 

・曝露の程度によっては、定期検診を勧める
・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する
・作業衣を家に持ち帰ってはならない 

付加情報
  欧州分類
記号:F, Xn; R:11-20/21/22-36/37/38-40-52/53; S:(2)-9-16-29-36/37-61 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018