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酢酸メチルICSC: 0507
メチルアセタート
エタン酸メチル
4月 2014
CAS登録番号: 79-20-9
国連番号: 1231
EINECS番号: 201-185-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性が高い。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  蒸気/空気の混合気体は、爆発性である。 加熱すると、破裂の危険を伴う圧力上昇が起こる。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 火花防止工具を使用する。 充填、取り出し、取り扱い時に圧縮空気を使用してはならない。  アルコール耐性泡消火薬剤、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素、細噴霧水を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 ミストの発生を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咽頭痛。 咳。 頭痛。 嗜眠。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 皮膚の乾燥。  保護手袋。  汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする。 汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 吐き気。 嘔吐。 脱力感。 他の症状については、「吸入」参照。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・すべての発火源を取り除く
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・個人用保護具:空気中濃度に応じた低沸点有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・下水に流してはならない
・漏れた液を、密閉式の容器に集める
・液体を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

flam;flameexcl mark;warn
注意喚起語:危険
引火性の高い液体/蒸気
眼刺激
眠気やめまいのおそれ 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):3; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・耐火設備
・強酸化剤、強酸および強塩基から離しておく
 
包装
 
酢酸メチル ICSC: 0507
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の液体。 

物理的危険性
蒸気は空気より重く、地面に沿って移動して、遠距離発火の可能性がある。 

化学的危険性
強酸化剤と反応する。 火災または爆発の危険を生じる。 強酸および強塩基と 激しく反応する。 ゴムおよびある種のプラスチックを侵す。 

化学式: C3H6O2 / CH3COOCH3
分子量: 74.1
・沸点:57℃
・融点:-98℃
・比重(水=1):0.93
・水への溶解度(20℃) :24.4 g/100 ml (溶けにくい)
・蒸気圧:23.1 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.6
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.3
・引火点:-13℃ (c.c.)
・発火温度:505℃
・爆発限界:3.1-16 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.18  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入。 

短期曝露の影響
本物質は、眼および気道を刺激する。 本物質は、皮膚を軽度に刺激する。 神経系に影響を与えることがある。 許容濃度をはるかに超えて曝露すると、意識低下を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 やや急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
皮膚の脱脂を起こし、乾燥やひび割れを生じることがある。 視神経に影響を与えることがある。 視覚障害を生じることがある。 


許容濃度
TLV: 200 ppm (TWA); 250 ppm (STEL);.
MAK: 310 mg/m3;100 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: I(4); 妊娠中のリスクグループ: C; 

環境
 

・作業衣を家に持ち帰ってはならない
・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること 

付加情報
  欧州分類
記号:F, Xi; R:11-36-66-67; S:(2)-16-26-29-33 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018