ビス(2-クロロエチル)エーテル | ICSC: 0417 (4月 2000) |
ジクロロエチルエーテル |
CAS登録番号: 111-44-4 |
国連番号: 1916 |
EINECS番号: 203-870-1 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 引火性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 55℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。 | 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 55℃以上では、密閉系および換気。 | 水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 火災時:水を噴霧して圧力容器を冷却する。 直接水をかけない。 |
ミストの発生を防ぐ! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 咳。 咽頭痛。 吐き気。 嘔吐。 灼熱感。 息苦しさ。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。 | 換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 半座位。 医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 吸収される可能性あり! | 保護手袋。 保護衣。 | 汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 医療機関に連絡する。 |
眼 | 充血。 痛み。 | 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 腹痛。 吐き気。 嘔吐。 灼熱感。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。 | 口をすすぐ。 吐かせる(意識がある場合のみ!)。 安静。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・個人用保護具:化学保護衣 ・換気 ・すべての発火源を取り除く ・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める ・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 輸送 |
貯蔵 | |
・耐火設備 ・食品や飼料から離しておく ・「化学的危険性」参照 ・暗所に保管 ・密封 |
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包装 | |
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない ・海洋汚染物質 |
ビス(2-クロロエチル)エーテル | ICSC: 0417 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: C4H8Cl2O / (ClCH2CH2)2O |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: 5 ppm (TWA); 10 ppm (STEL); (皮膚); A4(人における発がん性が分類できていない物質). MAK: 59 mg/m3;10 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: I(1); 皮膚吸収 (H); |
環境 |
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注 |
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・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する ・したがって、安静と経過観察が不可欠である ・医師または医師が認定した者による、適切な吸入療法の、迅速な施行を検討する ・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する ・蒸留前に過酸化物をチェックする;検出された場合は除去する |
付加情報 | ||
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欧州分類 記号:T+; R:10-26/27/28-40; S:(1/2)-7/9-27-28-36/37-45 |
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