ICSC 0266 - エタン

« 検索結果一覧に戻る

エタン	ICSC: 0266 (4月 2006)

CAS登録番号： 74-84-0

国連番号： 1035

EINECS番号： 200-814-8

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	引火性がきわめて高い。気体/空気の混合気体は、爆発性である。	裸火禁止、火花禁止、禁煙。密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。液状であれば、帯電を防ぐ(例えばアースを使用)。火花防止工具を使用する。	供給源を遮断する。それが不可能で、かつ周辺に危険が及ばなければ、燃え尽きるにまかせる。その他の場合は水噴霧、粉末消火剤を用いて消火する。火災時：水を噴霧して圧力容器を冷却する。安全な場所から消火作業を行う。


	症状	予防	応急処置
吸入	窒息。｢注｣参照。	換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。	新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚	液体に触れた場合：凍傷。	保温手袋。保護衣。	凍傷の場合：多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。医療機関に連絡する。
眼	液体に触れた場合：凍傷。	顔面シールドを着用する。	数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取

漏洩物処理	分類・表示
・危険区域から立ち退く！・専門家に相談する！・個人用保護具：自給式呼吸器・換気・すべての発火源を取り除く・液体に向けて水を噴射してはならない	国連GHS判定基準に準拠注意喚起語：危険極めて引火性の高いガス加圧ガス；熱すると爆発のおそれ輸送国連分類国連危険物分類(UN Hazard Class)：2.1
貯蔵
・耐火設備・冷所・強酸化剤およびハロゲンから離しておく
包装

エタン

ICSC: 0266

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観無色の圧縮液化気体。純品は無臭である。物理的危険性この気体は空気とよく混合し、爆発性混合物を生成しやすい。流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。化学的危険性ハロゲンおよび強酸化剤と激しく反応する。火災や爆発の危険性を増大させる。	化学式： C₂H₆ / CH₃CH₃ 分子量： 30.1 ・沸点：-89℃ ・融点：-183℃ ・水への溶解度 (20℃) ： ml/100ml (非常に溶けにくい) ・蒸気圧：3850 kPa (20℃) ・相対蒸気密度(空気＝1)：1.05 ・引火点：引火性気体・発火温度：472℃ ・爆発限界：3.0-12.5 vol％(空気中) ・log Pow (オクタノール/水分配係数)：1.81

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
無色の圧縮液化気体。純品は無臭である。

物理的危険性
この気体は空気とよく混合し、爆発性混合物を生成しやすい。流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。

化学的危険性
ハロゲンおよび強酸化剤と激しく反応する。火災や爆発の危険性を増大させる。

化学式： C₂H₆ / CH₃CH₃
分子量： 30.1
・沸点：-89℃
・融点：-183℃
・水への溶解度 (20℃) ： ml/100ml (非常に溶けにくい)
・蒸気圧：3850 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気＝1)：1.05
・引火点：引火性気体
・発火温度：472℃
・爆発限界：3.0-12.5 vol％(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数)：1.81

暴露・健康への影響
曝露経路体内への吸収経路：吸入。短期曝露の影響この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。	吸入の危険性容器を開放すると、閉ざされた場所では空気中の酸素濃度が低下して、窒息を起こすことがある。長期または反復曝露の影響

暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路：吸入。

短期曝露の影響
この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。

吸入の危険性
容器を開放すると、閉ざされた場所では空気中の酸素濃度が低下して、窒息を起こすことがある。

長期または反復曝露の影響

許容濃度

環境

注
・空気中の濃度が高いと、酸素の欠乏が起こり、意識喪失または死亡の危険を伴う・区域内に入る前に酸素濃度を測定する・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする・他の国連番号:1961 (深冷液体)、国連危険物分類(UN Haz class):2.1

付加情報

欧州分類
記号：F+; R：12; S：(2)-9-16-33