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t-ブタノールICSC: 0114
tert-ブチルアルコール
2-メチル-2-プロパノール
1,1-ジメチルエタノール
トリメチルカルビノール
2-メチルプロパン-2-オール
4月 2008
CAS登録番号: 75-65-0
国連番号: 1120
EINECS番号: 200-889-7

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性が高い。  蒸気/空気の混合気体は、爆発性である。 加熱すると、破裂の危険を伴う圧力上昇が起こる。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 充填、取り出し、取り扱い時に圧縮空気を使用してはならない。  水噴霧、アルコール耐性泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

   
  症状 予防 応急処置
吸入 めまい。 嗜眠。 吐き気。 頭痛。 嘔吐。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。 痛み。  安全ゴーグルを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 「吸入」参照。
 
作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 吐かせない。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・すべての発火源を取り除く
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・個人用保護具:自給式呼吸器
・換気
・漏れた液を、密閉式の容器に集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
・残留分を多量の水で洗い流す
 

国連GHS判定基準に準拠

flam;flameexcl mark;warn
注意喚起語:危険
引火性の高い液体/蒸気
飲み込むと有害のおそれ
嗜眠およびめまいのおそれ
眼刺激 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):3; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・耐火設備
・強酸化剤および強酸から離しておく
 
包装
 
t-ブタノール ICSC: 0114
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある無色の液体ま、たは結晶性粉末。 

物理的危険性
この蒸気は空気とよく混合し、爆発性混合物を生成しやすい。 

化学的危険性
強無機酸または強酸化剤と接触すると、分解する。 火災や爆発の危険を生じる。 

化学式: C4H10O / (CH3)3COH
分子量: 74.1
・沸点:83℃
・融点:25℃
・比重(水=1):0.8
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:4.1 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.6
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.06
・引火点:11℃ (c.c.)
・発火温度:470℃
・爆発限界:1.7-8.0 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.3  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼を刺激する。 中枢神経系に影響を与えることがある。 許容濃度をはるかに超えて曝露すると、意識低下を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 やや急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 


許容濃度
TLV: 100 ppm (TWA); A4(人における発がん性が分類できていない物質).
MAK: 62 mg/m3;20 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: II(4); 妊娠中のリスクグループ: C; 

環境
 

・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること 

付加情報
  欧州分類
記号:F, Xn; R:11-20-36/37; S:(2)-9-16-46 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018