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塩化ベンザルICSC: 0101
α・α-ジクロロトルエン
Benzyl dichloride
(ジクロロメチル)ベンゼン
塩化ベンジリデン
12月 2000
CAS登録番号: 98-87-3
国連番号: 1886
EINECS番号: 202-709-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。    裸火禁止。    水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 あらゆる接触を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 息苦しさ。 咽頭痛。  換気を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  顔面シールドを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 灼熱感。 他の症状については、「吸入」参照。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 吐かせない。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・食品や飼料から離しておく
・「化学的危険性」参照
・床面に沿って換気
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
塩化ベンザル ICSC: 0101
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある、無色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
燃焼すると、分解する。 酸または水と接触すると、分解する。 塩化水素(ICSC 0163 参照)などの有毒なフュームを生じる。 強酸化剤と反応する。 

化学式: C7H6Cl2 / C6H5CHCl2
分子量: 161.03
・沸点:205℃
・融点:-17℃
・比重(水=1):1.26
・水への溶解度 : 溶けない
・蒸気圧:0.13 kPa (35.4℃)
・引火点:93℃ (c.c.)
・発火温度:525℃
・爆発限界:1.1-11 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.22  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を重度に刺激する。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気は汚染されても有害濃度に達しないか、達してもきわめて遅い。 

長期または反復曝露の影響
人でおそらく発がん性を示す。 


許容濃度
MAK: 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 1; 

環境
 

 

付加情報
  欧州分類
記号:T; R:22-23-37/38-40-41; S:(1/2)-36/37-38-45 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018