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ε-カプロラクトンICSC: 1741 (11月 2009)
CAS登録番号: 502-44-3
EINECS番号: 207-938-1

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。    裸火禁止。    粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、水噴霧、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

   
  症状 予防 応急処置
吸入   換気を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚   保護手袋。  多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。 痛み。  安全ゴーグルを着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:安全ゴーグル
・漏れた液を、ふた付きの容器に集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

飲み込むと有害のおそれ
眼刺激 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強塩基、強酸および強酸化剤から離しておく
・乾燥
・密封
 
包装
 
ε-カプロラクトン ICSC: 1741
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の吸湿性液体。 

物理的危険性
データなし。 

化学的危険性
強塩基、強酸および強酸化剤と反応する。 

化学式: C6H10O2
分子量: 114.2
・沸点:237℃
・融点:-1.5℃
・密度:1.07 g/cm³
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:0.8 Pa (25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.9
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:127℃ (o.c.)
・発火温度:204℃
・爆発限界:1.2-9 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.68  


暴露・健康への影響

曝露経路
 

短期曝露の影響
本物質は、眼を刺激する。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかし、 噴霧すると、浮遊粒子が急速に不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

 

付加情報
  欧州分類
 

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