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キシレンスルホン酸ナトリウムICSC: 1514 (4月 2004)
ジメチルベンゼンスルホン酸, ナトリウム塩
CAS登録番号: 1300-72-7
EINECS番号: 215-090-9

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚 発赤。  保護手袋。  多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。  安全ゴーグルを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 

漏洩物処理 分類・表示
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を多量の水で洗い流す
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸化剤から離しておく
 
包装
 
キシレンスルホン酸ナトリウム ICSC: 1514
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
白色の 結晶または粉末。 

物理的危険性
 

化学的危険性
燃焼すると、分解する。 イオウ酸化物を生じる。 水溶液は、弱塩基である。 強酸化剤と反応する。 

化学式: C8H9NaO3S
分子量: 208.2
・沸点:157℃
・融点:27℃
・水への溶解度(20℃) :40 g/100 ml
・相対蒸気密度(空気=1):6.45  


暴露・健康への影響

曝露経路
 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 

吸入の危険性
拡散すると急速に、浮遊粒子が不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

 

付加情報
  欧州分類
 

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